Blogコメントでしろくまさんに刺激され早速、中 勘助「銀の匙」文庫を買い求める。本を買うという行為は小さな未開の宇宙を手に入れたようなソワソワした気分になるもんだ。本に挟まれていた栞は偶然にもシロクマの絵柄だった。
バイク走行で立ち寄った赤レンガ倉庫では物産展のテントが立っていた。津波の被害にあわれた宮城県石巻市のブースが正面にあり海産物の販売に目がとまる。白いテーブルに積まれた赤い缶、POPには「くじら大和煮」とあった。我々世代は学校給食で鯨の大和煮は飽きるほど出されたものだ。アルマイトのカップに盛られたパサパサの賽の目の鯨肉と刻んだ生姜の風味が思い出される。社会人になってからも中央研究所勤務時代に東急東横線、綱島駅近くのコンビニ食品棚の奥にひっそりと積まれていたのを思い出す。もう20年以上昔の話。懐かしかったので多めに買いたかったけれどデジ一眼とデカイレンズを携えていた都合2個だけを買い求めた。まあ、感激するほど美味しいものではないのだけれど“懐かしさ”という調味料はたっぷりと効いているのだ。ついでにひとつだけとっておき情報をお教えしよう。もし鯨料理をたらふく召し上がりたいなら和歌山太地町の国民宿舎「白鯨」に泊まりなさい。格安にして一生分の鯨づくし料理が味合えます。出された多彩な鯨料理を前に「これはどこ(部位)のお肉?」と聞くのが忙しいんだから。
みなとみらい~中華街をスナップ。ワシはこのレンズをKマウントとFマウントで2本揃えています。今回はKマウントバージョン。
その他の作例はこちら
出張風邪や人間ドッグを理由にサボっていたバイク走行に出る。ウエストバックにはK-7とトキナーの巨砲。日差しはあるが気温は低め。今日の目的地は中華街とした。走行途中の横浜上麻生道路で珍しい車と遭遇。遠目にメッサーシュミットかと思ったが良く見ればBMWのイセッタ。どんなエンスーオヤジが乗っているかと見れば若い女性ドライバーに二度驚く。帰宅後にネットで検索してみたところその世界では有名な人らしい。リアウインドに見える小型扇風機に苦労が垣間見える。本日の走行距離44.87km ロード積算2585.6km
新宿に出たついでにLタワー28階のニコンプラザに寄る。デジタル一眼レフの外装樹脂の張替えをしてもらう。メニューは全交換だけでなく特定の希望の部位だけを選んでの交換も可能とのこと。グリップや背面などパーツ毎の値段を教えてもらうもこの際とボトム部を除く三点セットを全交換とした。交換手数料は一律1000円、部品代1902円、合計2902円也。作業時間は約1時間程度(今日はお客も疎らで空いていた)。交換した廃棄部品は貰って帰る。ヘンテコ工作の加工部材として何かに使えそうに思えたのだ。このカメラのショット数は6500程度だけれどグリップ部などはかなり磨り減っていた。これでまた気分良く使えるというものだ。
勤労感謝の日、風邪が完治していないのでバイク走行はお預け。家でゴロゴロしているとJALから荷物が届く。中身はスーツケース用本皮タグプレート。添えられた手紙を読むとフライト50万マイル達成記念とのこと。そういえば30万マイル達成のときにも緑色のプレートをもらっていた。50万マイルといえば地球を約20周した計算。裏をかえせばそれだけの時間をあの狭い空間に缶詰にされていたことになる。無駄ぢゃ無駄ぢゃ。
地球を7回半まわれ
地球を7回半まわれ
「探偵はBARにいる」 「うさぎドロップ」を観る。正直どちらも退屈な映画。これらの映画監督と脚本家にはそれぞれ往年のTVドラマ「探偵物語」や「パパと呼ばないで」を全話観てもらい勉強して欲しい。短い時間、少ない台詞ながらも状況説明や登場人物の心の動き、葛藤、豊かな感情表現がしっかりと盛り込まれているのだ。残念ながらこの映画二本は、これらTVドラマの1話分にも及ばない出来。いつから邦画はこうもグタグタになったのか。
今回の出張ではK-7に標準ズームを携え仕事の資料撮影をしてきた。暗いショー会場で展示筐体を撮影したときに感じたことはPANTEXのマルチ測光の癖。フレーム内に明るい発光物があると引っ張られるのだ。風景撮影でも暗めの被写体に明るい空が入ると覿面にアンダーを示す。突出した輝度はフレーム内に占める面積評価とのバランスを勘案しながらも一律で無視すればもっと露出精度は上がると思うのだ。こういう匙加減ではニコンが未だに一歩先んじているように思えた。
来週からの北米出張機内で読む本を探しに書店へ。そして小松左京追悼本を見つける。小松さんの偉業はこんな本に納まるはずはないのだけれど、貴重な原稿や資料も載っているので買い求める。自分が今のような仕事に就いたのも小松左京の作品(特に短編)にみる発想の柔軟性や着眼点の奇抜さと捻りそして優しさに大きな影響を受けたことは間違いない。日本を沈め首都を消失させ木星を爆破した大怪獣。この追悼本の目玉は「日本沈没創作メモ」であり、この物語の主軸こそがブログのタイトルにも使わせていただいた「なにもせんほうがええ」なのであった。
明日から一週間、フロリダとイリノイを周ってきます。今年最後の海外出張かな。
明日から一週間、フロリダとイリノイを周ってきます。今年最後の海外出張かな。
こちらにも等倍切り出し
昨日に引き続き町田までの最短徒歩コースの検証。地図であたった道をクロスバイクで軽く流してみる。長津田ではなくつきみ野経由だとアップダウンはあるものの6kmの距離まで近道できることを確認。長津田経由より約1.5km短縮したことになる。そして今日はK-7にトキナーの28-70mm F値2.8固定の巨砲を装備。露出は1段マイナス補正で落ち着く。天気は良いが霞んでいる条件下テレ端で撮影したのが掲示した作例となる。カリカリではないものの周辺部まで破綻なくすばらしい分解能を見せる(円内は等倍を切り出したもの)。驚くなかれこれで開放撮影なのだ。重いレンズではあるがしっかりと仕事はしていることになる。本日の走行距離 14.76km クロス積算8786.2km
妻が絵を買った。それは高原鉄男さんの猫の絵。絵の余白に文字を添えられるのがこの作家さんのシリーズらしいのだが、特別にお願いして文字なしのものを描いてもらった。早速お気に入りになったようで何処に飾ろうか悩んでいる様子。既に廊下や玄関には他の絵が飾られているのだ。玄関のものはGEORGE RODRIGUEのBlue dog 20号の油彩。これは偶々訪れた横浜ランドマークタワーで作家の個展があり妻が衝動買いしたものだった。因みにその個展ではタレントの松尾貴史さんも来ていてロドリーゲの絵を鑑賞されていたのだが、絵をかけたイーゼルに妻が躓いて顰蹙をかった(絵は倒れなかったけれど)。そのときに躓いた絵がまさに家の玄関にかかっている絵。何か縁があったように思える。その時の個展にはアメリカからロドリーゲ本人も来ていて裏には本人のサインもその場でもらった。まあ散在のワシのカメラ趣味よりかは遥かにまともだと思っている。
先日、酔っ払って横浜線の終電を逃した折、友人が一緒だったこともあり町田から成瀬街道を使い自宅まで歩いて帰ったことがあった。以前にも境川に沿って歩いたいことがあり、それよりはショートカットできたように感じた。しかし地図であたると更に最短コースが見つかる。今日は自転車でそのコースの検証をしてみた。長津田駅まで出て陸橋を渡り東急車両基地の横を進む。成瀬駅から横浜線を辿り町田を目指す。熊の神社前交差点で成瀬街道に合流するコースとなる。自転車ではわずか20分のコースであった。距離にして約7.5km。歩けば1.5時間というところか。折角町田に出たので映画「まほろ駅前多田便利軒」のロケ地を一つ確認しておく。行天(松田龍平)が刺されたトイレ。ちょうど奥には横浜線205系も停車していた。
本日の走行距離17.57km クロス積算 8771.4km TOTAL 11308.0km
本日の走行距離17.57km クロス積算 8771.4km TOTAL 11308.0km