日経新聞の夕刊10月29日(土)一面記事でワシの開発担当機種「モグってホレホレ」が紹介されていた。これで一家に一台買っていただけると信じたい。134万円は破格の安さでございます。「ワターシーニ オデンワクダサイ!ドゾヨロシク!」
やんごとなき用事で三浦半島の京急堀ノ内まで出役。車両は2000形。優等列車として投入され2扉クロスシートであったけれど、後に3扉ロングシートへと改造。長い横引きカーテンが面白い。補助席などあちこちに特急時代の名残が見つけられる。阪急車両にも同じような改造がありますね。
黄色い太陽は昇り、朝食のコーヒーに澱む少しの閉塞感と倦怠感を感じていた朝の通勤途中、車のFMラジオで一冊の本が紹介された。それはアンディ・アンドルーズ著「希望をはこぶ人」という本だった。この手の人生の指南書めいたものは今まで一度も読んだこともなく興味本位でページを繰ってみた。書かれている内容はポジティブ思考であり、真っ当正論で良い言葉が並んでいた。だけれど残念ながらそれ程心には響かなかった。この本で心震わせるには自分は余りにも多くのことを知り過ぎていたのかも知れない、そしてまた知らなさ過ぎたのだ。時として教会の説法より道端の蟻んこに人生の真理を教えられることもあるのだから。
レンズ試写を兼ねて中華街まで。和製ズミクロンを携えイベント盛り沢山のみなとみらいから中華街までをスナップ。プラ多用のレンズ故かヘリコイドの操作感と納まりが悪くフォーカスを拾うのに苦労する。想像以上に被写界震深度は浅く開放付近で撮影した駒の半分は後ピンで没。苦労の多いレンズではあるが上手くはまればきっちりとした描写をする。軽いボケは美しいが度を越すと煩く煩雑に暴れだす。失敗も多く癖はあるもののそれを知れば面白いレンズといえる。
本日の走行距離44.71km ロード積算2498.8km
さわやかな秋風がコスモスを揺らす日曜日、今日もバイクで中華街を目指す。走行前にフロントディレーラーの調整。取説に従いトップ側調整ボルトを反時計に1/8回転。これで小ギアから大ギアへの変速がスムーズになった。みなとみらいの日本丸ではドラマかCMの撮影をしていた。画像の女優さんが撮影の主役らしい。中華街では遅めの昼食をとりブタマンのお土産。山下公園のベンチで小一時間昼寝。ちょうど目覚めたタイミングで隣にご婦人が腰掛けられた。「今鳴いたのはあれかしら?」どうやらワシに話しかけてこられた様子。意味がわからず「寝ていたのでよくわかりません」と受け答え。暫く言葉を交わすうち“鳴く”とは船の汽笛のことらしい。ご婦人はフランス人でご主人は既に他界。新宿に住んでいて今日は元町の喜久屋洋菓子舗を訪ねたとのこと。フランスのことや旅のことなど一時間ほど話し込んでしまう。すでに帰宅すべき時間は過ぎていたけれど、一期一会この見知らぬご婦人との会話もこれが最初で最後なのだろう。夕暮れの山下公園で素敵な時間を過ごすことができた。そういえば映画「Forrest Gump」の始まりもベンチからだったけ。本日の走行距離 44.56km ロード積算 2454.1km
仕事が終わって出張に同行した後輩を万博公園に案内。既に閉館時間で園内には蛍の光が流れ天気は土砂降りの雨。最悪の条件ではあったけれど「太陽の塔」の迫力に圧倒されお互いに笑ってしまった。やはり何度見ても見慣れる事はない。新鮮強烈な違和感と畏怖。
こちらは去年の記事
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日比谷公園の噴水横にある売店。映画のセットと見紛うばかりの完璧な昭和風情を頑なに通している。カウンターにはダイヤル式675型のピンク電話や地球儀?。「フィルム」の看板も今となっては懐かしい。店の奥には絶版アイテムがふつうに積まれているかも知れない。