Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

楽するマン

2019年09月30日 | 書籍・映画・音楽
気まぐれでレコードを再生するようになってノイズが気になりだした。学生時代からこの悩みは永遠と続いている。当時、ロケットが月に行く時代にどうして音源の再生はかくも原始的な方法なのかと臍を噛む思いだった。だから82年に東通工からCDが発表されたときは小躍りして喜んだ。これであの忌まわしいノイズともオサラバ、レコード針の消耗を気にすることもない。これぞ待ち望んていた科学の勝利なのだと。あれから40年。再びこのノイズと対峙することになろうとは。学生時代ならいざ知らず、もうこの問題に時間と手間暇をかけることは避けたい。手っ取り早く済ますためにレコードレーベルを防水保護するアイテムを入手した。これをレコードにセットし中性洗剤で盤を一気に水洗い。綺麗に拭き上げて乾燥。ノイズは一掃される。新しい保護袋も100枚購入し入れ替える。NAGAOKAの静電気防止スプレーとクリーナーも購入。再生した音はディジタル化して後はファイル保存。アナログレコードを楽しむオーディオファンとはベクトルが180度ちぎゃうのだ。アナログ中古レコードは単なる格安音源としかみていない。MC高級カートリッジに真空管アンプには憧れるけれどそれはおあずけ。父がチューブコレクターでありアンプも設計自作するところを観て育ってきたので中途半端なシステムには興味が持てないのが本音なのだ。
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