政府・与党は、平成32(2020)年の東京五輪・パラリンピックの酷暑対策 として、夏の三ヶ月の時間を2時間繰り上げるサマータイム(夏時間)導入しようとしている。五輪組織委員会・森喜朗会長と安倍晋三首相の提案。賛成する議員たちがいることが信じられない。
サマータイム導入で、個人消費が押し上げられ、年間7千億円の経済効果があるという試算など、まったく信じがたい。無駄なカネを使うだけだ。
現に欧州連合(EU)は長年続ける夏時間の存廃の検討を本格化させている。
健康上の問題も指摘されている。
午前7時スタート予定のマラソンが、もっとも涼しい午前5時スタートとなり、日が高くなる前にレースを終えることができるそうだが、だったらマラソンのスタートを午前5時にすればいいではないか。
どうしてこんな簡単な解決法を皆が言い出さないのだろう。
大晦日と元旦のように、前夜からは電車等の交通網もオールナイト運行にしてしまえばいい。
地球温暖化対策? そう思うならあなたの会社や学校は、朝7時から仕事を始めればいい。
どうせテレビの番組を売る時間帯として不適切というくらいのことなのだ、その日一日だけのことのために、三ヶ月も無理をすることはない。
あ、そもそも私は東京オリンピック開催には反対ですので。そこんとこよろしく。
夏をやめて秋にするとか言われても、やっぱり反対。
写真は、深夜に屋内で発見されたカマキリ。