適材適所という考え方さえないのだろう。
誰某を入閣させろと首相が官房長官に指示を出し、適当なところに当て嵌めたと、そのまんましゃあしゃあと報道もされている。
「大臣にしてやった」「してもらった」「なってみることにした」という、「なあなあ」を越えて、気色の悪い学級会である。
それを伝える側も、なんだか華やかないいことのように伝えている。
気色の悪いことだ。
固有名詞を出す気も起きないくらいに脱力させられる。
「なしくずし」を認めさせる流れで「改憲」についてもまともな議論をする感覚が奪われようとしている。
写真はロシア・ムイシュキン、作業の素材たち。合理的に揃えられたものは美しい。