『なにもおきない』は、千木良悠子さんの言葉を引用している部分がある。彼女はいまベルリンにいるのだが、そのこともなんだか、かかわってきている。それがどういうものかは、これは、開幕してのお楽しみに、ということで、今日の段階では、予告だけさせていただく。
彼女のプロフィールと、著書「小鳥女房」の紹介をさせていただきます。「小鳥女房」は、上田での劇作家大会の「戯曲見本市」で、完売した。
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千木良 悠子(チギラ ユウコ)
作家、演出家。
慶應大学英米文学科在学中、短編小説「猫殺しマギー」を発表。
以降、小説やエッセイ、ルポルタージュ等を多数執筆。
また俳優として、劇団指輪ホテル等の舞台、映像に多数出演。
2011年より自身が作・演出を担当する劇団「SWANNY」(スワニー)を旗揚げ。
詳しくは→www.swanny.jp
●著作
「猫殺しマギー」産業編集センター刊
「青木一人の下北ジャングル・ブック」ソニーマガジンズ刊
「だれでも一度は、処女だった。」よりみちパン!セシリーズ
戯曲 小鳥女房
発行:ポット出版プラス
千木良 悠子 著
希望小売価格:1,500円 + 税 (この商品は非再販商品です)
ISBN978-4-86642-007-3 C0074
四六判 / 144ページ /並製
[2018年07月刊行]
都内のとあるマンションに結婚10年目の夫婦が暮らしている。
妻は自分を「籠の鳥」のように感じ、夫に別離を切り出すが相手にされない。
ある日、同じマンションに住む主婦が、愛人だという17歳の少年を連れてやってきた。
少年は「自分は女性の地位向上を目指す政治活動家だ」と語り、
日本中の主婦を集めてテロ行為を計画中だと打ち明けるのだが……。
●帯寄稿文(高橋源一郎)
銃弾を浴びよ
近代劇は、イプセンの『人形の家』をもって始まる。ヒロインのノラは、自分が、いや女たちが閉じ込められていたことに気づき、たったひとりで、「家」の「外」へ出た。長い、女たちの闘いの最初の狼煙だった。それから百数十年、劇場の中でも外でも、闘いは次の段階に達した。女たちは、自ら武器をとり立ち上がったのだ。その先頭に、千木良悠子がいる。彼女(たち)が撃つ、表現のマシンガン、そのことばの銃弾を浴びよ。そして、その先にある死と再生の物語を見つめよ。
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『屋根裏』以来の、演劇の革命。
『なにもおきない』
世界一小さな舞台空間が浮かぶ、圧倒的虚無の劇世界。演劇と「事件」の境界線が、いま解かれる。
猪熊恒和 大西孝洋 杉山英之 武山尚史 樋尾麻衣子 町田敬介 西村順子 川中健次郎 鴨川てんし 円城寺あや
10.2 Wed. - 16 Wed.
梅ヶ丘BOX
開演時刻
10月2日(水) 19:00(プレビュー)
10月3日(木) 19:30
10月4日(金) 14:00 / 19:30
10月5日(土) 14:00
10月6日(日) 14:00
10月7日(月) 14:00 / 19:30
10月8日(火) 19:00
10月9日(水) 14:00 / 19:00
10月10日(木) 19:00
10月11日(金) 14:00 / 19:00
10月12日(土) 14:00
10月13日(日) 11:00 / 16:00
10月14日(月・祝) 14:00
10月15日(火) 14:00 / 19:30
10月16日(水) 14:00 / 19:30
<全席自由> 「なにもおきないの会」会員券
一般前売 3,500円 ペア前売 6,000円 当日 4,000円 U-25/大学・専門学校生2,500円 高校生以下1,500円 ※U-25 以下の割引は前売・当日共通料金。当日受付にて要証明書提示。 【◎は前半割引】10/3(木)〜9(水)の期間は、どの回もどの券種も300円引き! ご予約順に番号をお取りする整理番号付チケットです。開場時に番号順にお入り頂きます。 開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。
< 前売開始> 9月8日(日)11:00 受付開始|開演の30分前 開場|開演の15分前
10/2(水) はプレビュー、一律2,500円・人数限定・撮影等あり。 坂手洋二とゲストによるアフタートークを予定しています。 くわしくは追って劇団 HP 等でお知らせいたします。
【前売扱所】
◆[ 燐光群オンラインチケット ] http://rinkogun.com
一般・ペア前売のみ扱い。WEB上でご予約頂き、セブンイレブンでチケットをお受け取り頂けます。
お支払いは現金(セブンイレブン)、またはクレジットカードとなります(手数料はお客様負担)。※会員登録(無料)が必要です。
◆[ ご予約・お問合せ ]燐光群/(有)グッドフェローズ
03-3426-6294
当日精算予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/nh1002box
①<お名前/電話番号/希望日時/チケットの種類と枚数>をお知らせください。予約フォームでは自動返信にて予約完了となります。
メール不着の際はご連絡ください。
②開演直前は受付が混み合いますので、開演の10分前までにお越し下さい。
キャンセル・日時変更はできません。未就学児のご入場はご遠慮下さい。
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
照明|竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響|島猛(ステージオフィス)
美術|じょん万次郎
音楽|太田惠資
振付|矢内原美邦
衣裳|ぴんくぱんだー・卯月
舞台監督|森下紀彦
擬闘|山村秀勝
演出助手|中山美里
文芸助手|清水弥生 久保志乃ぶ
宣伝意匠|高崎勝也
協力|浅井企画
制作|古元道広 近藤順子 主催|有限会社グッドフェローズ
助成|文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
〈アフタートークのお知らせ〉
坂手洋二と次のゲストによるアフタートークを予定しています。
10月8日(火)19:00の部
森本祥司 [ レンタルなんもしない人 ]
10月9日(水)19:00の部
徳永伸一 [ 東京医科歯科大学教養部准教授・音楽ライター ]
10月11日(金)14:00の部
ピンク地底人3号 [ 劇作家・演出家 ]
10月13日(日)16:00の部
熊谷博子 [ 映像ジャーナリスト・『作兵衛さんと日本を掘る』監督 ]
本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。満席時はお入り頂けない場合がございます。
http://rinkogun.com/Nanimo_Okinai.html