東日本大震災・原子力災害伝承館から500メートル先は、大平洋。
防波堤工事中。
ここから離れて、いわき方面に行かないと、海は見えない。
海が見えないといろいろな人達がリアリティを持ちにくいのではないか、と、素朴な疑問。
今回も海沿いでいろいろな活動、さまざまな人々を、見た。
「海が見たい!」は、ある種、本質的な言葉なのである。
何ごともなかったように、とは思わない。
人間には知恵がある。たぶん、本能もある。
乗り越える努力をしていくだろう、と信じる。
「正しく伝える」「逃げずに見つめる」という言葉が、聞こえた気がする。