沖縄・宜野湾に在住の、年長の友人ご夫妻が、毎年春、花見のために関東地方に来られて、といっても、埼玉のご友人の所に滞在されているので、擦れ違いである。
先週末も埼玉花見だったはずだが、今年も見事に擦れ違った。
私も埼玉まで花見のために出かけたことはない。
まあしょっちゅうお目にかかっているので、それはそれでいいのである。
今年一月も沖縄にお訪ねしたのだが、そのとき、近場の沖縄そば屋に行った。
お二人と共通の「ベスト沖縄そば」はべつな店で、もう十年くらい前になくなってしまった。
麺にヨモギや島唐辛子などの素材を練り込んだりもする店で、見事だったのだが、確か火事で燃えてしまったのだと思う。
お二人が「近場のそば屋」と言ったお店は、私は初めて入ったのだが、思いがけず、というか、想像と違って、おいしいものだった。
肉が二種類入ったものにしてしまった。
「なんこつ」の解釈は店ごとに違うかもしれない。
沖縄そばの世界は奥深い。
麺の好き好き、スープとのバランス。
具材の味付けの濃さ、どこまで煮込むかの違い。
相性が合う、合わないもあると思う。
いろいろ考えさせられる。
で、なぜか、東京で沖縄そばの店に入りたいとは思わない。
今回はお二人と擦れ違いだが、今年もまた沖縄には何度か行くはずなので、あまり残念に思わない。
全ては巡り合わせである。
ふと沖縄そばの写真が目に入ったので、気分転換の投稿。