今月は「題詠に挑戦」ということで
「壁」
という題がだされた
①朝の日に照らされ壁に濃き影のトンネル作るわがシルエット
②この壁に蝶は生れたり抜け殻をそっと触るればかさりと潰る
この2首を提出し
講座には ①朝の日に~ のほうが選んであった
こちらのほうが好きだったので異存はなかったのだけど
先生からも講座のみんなからも
「トンネル作る」のイメージが顕ってこないという評をもらい
私としては
とても残念だった
壁に濃く映った自分の影が
あたかもトンネルの入り口のように見え
壁の中に入って行けそうに感じたのは
自分だけの感覚だったのか
これは
人に理解してもらえるような表現を
とらなければいけなかったということで
まだまだ未熟なのだということを
強く感じた
②この壁に~ のほうは
「これで充分。ストレートに旨く表現できている」
との評をいただいた
来月の題は
「白」
自分以外の人に読んでもらって
初めて自分の短歌がわかるような気がする