今日は娘の誕生日
和歌山県橋本市の4月の終わりは
まだまだ肌寒かった
ふる里遠い土地での出産
昼の間一人になる長男のために
夫の休みが続くこの時期の出産は
助かった
親も親戚も遠い異郷の地だったけれど
夫も私も
若く健康で
出産も子育ても
なんにも大変だとは思わず
協力し合った
あれから
ずいぶん長い年月が過ぎ
いま
家族皆が元気で過ごせていること
ありがたいと思う
* * *
今日の庭
こぼれ種から・・・勿忘草
シャリンバイの花
アマドコロ
ホザキアヤメ
シラン
実家の庭より救出してきたスミレは
貴重品種かもしれない・・・?
綿の木の芽が出て
金蓮花と紅花の芽が出て
昨年の布袋草から芽が出て
少しずつ
初夏に向かっています
17日(日曜日)に
短歌教室の食事会があった
歌集を出されたAさん
A新聞の年間賞を受賞されたYさん
それと わたしの
お祝いの食事会をしていただいた
食事会のあと
いつもの勉強会があり
今回三人は
自選十首を持っていき
それを中心に勉強会が行われることになっていた
目立つことは
とても苦痛なのだけど
そんなことは言っておれないわけで
短歌を始めた当初からの歌を
一年に一首の割合で選んで(約)
十首そろえた
拙い歌ではあるけれど
わたしが歩んできた十年の足跡だと思って
覚悟した
みなさんが
どんなふうに感じられたかはわからないけれど
それは構わない
これがわたしの
ありのままの歌だから・・・
自選 十首
私からわたしに送る誕生日祝いの通販密かに届く
(2007年 4月)
青色の紙に直線引くやうな電線伸びをり夏空の中
(2008年 7月)
干し物がお日様浴びて乾くこと幸せの基準さまざまにあり
(2009年 10月)
写真撮る音に驚く蜥蜴の子二度目は動じぬ賢さを持つ
(2010年 10月)
走りたき衝動ふいに生れきたるまつすぐな道歩みゐるとき
(2011年 1月)
力尽き羽化できぬまま蝉の背は薄き緑に乾きゆくなり
(2011年 7月)
ナルコユリとホウチャクソウとアマドコロ 似る人が世に三人あるとふ
(2012年 4月)
戻ることできぬ哀しみありて聴くカーペンターズのイエスタデイ・ワンス・モア
(2014年 8月)
物に名と色とのありて幼きが「あか」と呼びたる真赤な林檎
(2014年 11月)
天空に春一番の渦巻けば声の聞こゆる姿の見ゆる
(2016年 3月)
3月の誕生日に
娘からブローチをもらった
作品の中から
二つ選ばせてもらった陶のブローチ
そのブローチを付けて
某百貨店の誕生祭に出かけ
無くしてしまった
ブローチがないのに気が付き
慌てて試着をしたお店に引き返したけれど
無かった
歩いたところを逆戻りしてみたけれど
見つかるはずもなく・・・
きちんとピンを止めていなかった悔いと
ブローチを無くした残念さと
娘への申し訳なさに
ひとり落ち込み
日頃はなんでも話す夫にも
言えなかった
ところが
家に戻ってしばらくして
お店の方から落ちていたと
電話をいただいた
こんなことってあるだろうか!?
戻ってきたブローチ
私が好きで選んだブローチ
やっぱり縁があった
これからは
大切に取り扱います
ごめんなさい
* * *
昨夜ここまで書いたところで大きな地震が来て
パソコンを閉じた
震度5強だった娘のことが心配
* * *
せっかく撮った花の写真だったので
続けてアップします
昨日の庭から
ミヤコワスレ
シラー・カンパニュラータ
シラー・ベルビアナ
オーニソガラム
エビネ
名前は???
アジュガ
日本桜草
ここの土地で育つかわからないけれど
ふる里から小さな苗を貰って帰った
莟を持っていたらしく花が咲いてびっくり
春の天気は
ころころ変わる
昨日は
絶好のガーデニング日和
今日は
小雨と風のざわざわした日
桜草の小花が
風に吹き溜まり
チューリップの花は
ちぎれそうに揺れて
痛々しいこと
* * *
昨日の庭から
翁草は
昨年山野草展で買った
ランは
毎年けなげに咲いて
駆け足でゆく花
熊本へお見舞いに行く用事を兼ねて
ふる里へ
あいにくの雨模様だったけれど
二泊三日を無駄にしないで
過ごせたと思う
日本桜草
ムスカリ
バイモ
ふる里の庭には
母が元気なころ植えた宿根草や球根が
元気に咲いていた
そこに
娘の好みが反映して
だんだん素敵な庭になりつつあると思う
雨にこうべを垂れたチューリップ
莟をもったラナンキュラス
芽を出したカスミソウ
縁のムスカリ
娘の手で
植えてあった
そして今回は
ユーカリの苗を記念に植えた