通過しているときには
見えないけれど
あと三日となって振り返ってみると
今年の一年が
見える
年の初めには
どんな一年になるか
まったく想像はつかない
神様だけが知っている
流れ
* * *
いつものごとく
たいした料理は作れないけれど
きのう黒豆に
きょう金柑の甘露煮に
取りかかった
重箱が
きれいに埋まるかどうか・・・
がんばってみましょう
どうぞ よいお年を!
上旬に家を空けたとき
パンの酵母が切れた
酒粕酵母を仕込んだけれど
寒さのためか
待てども待てども酵母は起きない
和歌山の富有柿の
最後に残った一個で起こしてみたら
弱いけれど酵母液ができた
元種が出来上がるのが待てなくて
ストレート法に
イーストをほんの少し加えて
ひと月ぶりにパンを焼いた
膨らみはいまいち
形も悪いけれど
もちもち ずっしりの
柿酵母パン
庭は
冬枯れで寂しくなったが
多肉植物たちが
部屋を明るくしてくれる
住宅用火災警報器の設置が義務付けられて
地区の集会等でこれまで何度か
説明会があった
共同購入の動きもなさそうなので
設置をこれ以上延ばしてはいけないと思い
台所用(熱)と寝室用(煙)の
二つを電気店で買って
取り付けた
* * *
年末の掃除
今日は窓拭き
夫が外側 私が内側
濡れた雑巾と乾いた雑巾を持って
毎年同じ方法で
ピカピカでなくてもいい
* * *
軒下の多肉植物は
寒さに結構強く
オレンジ色の花を咲かせる
雲ひとつなき空見つつ編む糸の色は水色空編むような
古毛糸で編んでいる座布団カバー
3枚目はブルー系
まだ
片側しか編みあがっていない
ゆっくり ゆっくり
* * *
今日の花たち
ラン
今頃咲くのだったか・・・
サクラソウ
葉はえらく元気だけれど
莟はなし
ビオラ
小振りな花がつぎつぎに開花
ブルーの花の苗
花壇に一部定植
朝夕は冷え込むけれど
日中は雲ひとつない
青空が広がる
布団を干し
干し野菜を作る
こんな恵まれた天気も
今日までとか
今朝は
室内が4.8度
初霜が降りてメキシカンセージは
ちりちりになった
ブルーガーデン用の
ミックスの種をプランターに蒔いたら
隙間もないくらい発芽した
花壇に直播したほうが良かったのか・・・
苗は三種類あり
ミニ花壇に少し定植してみたけれど
この寒さ うまく根付くかな・・・
ビオラの2回目の種は
双葉が出たところ
今年の葉牡丹はとても立派・・・と
自己満足
まだヒヨドリの餌にはなっていない
* * *
年賀状
今年は6月にパソコンとプリンターを新しくして
年賀状ソフトが筆王から筆グルメに変わり
少し戸惑ったが
便利になったところも多かった
プリンターは
ご機嫌をうかがう必要もなくなり
スッスッと
音もなく速いこと
一言書き加えて
夕方のウオーキングのとき
投函できた
朝一番
コレステロールの3か月ごとの検診へ
病院は混んでいたけれど
なぜか早く呼ばれて
簡単な問診と投薬の処方と
次回の予約
一度家に戻り
昼食の用意をして
2ヵ月に一度の美容院へ
カットとパーマに2時間と少し
夕方早めに
40分コースのウオーキングへ
日暮れが早い
年賀状はようやく
写真を選びレイアウトを考えて
印刷するだけになった
明日あたりから
簡単な年末の掃除に取りかかろうか・・・
種から育てたビオラの花が
開花し始めた
南国とはいえ
ふるさと県北の冬の寒さは
とても厳しい
母はここで
山を眺め花を育て
寒さ厳しい冬は
炬燵の中で窓の外を眺めながら
本を読んで過ごした
故郷の家の整理は終わった
あたらしい主の希望で
昔からのものをほんの少しだけ残し
他はすべて処分した
あちこち傷んだ
古い小さな家だけれど
これからは
あたらしい主のセンスで
すてきに使ってもらえそうな気がする
わが家からは少々遠いけれど
草ぬきと
花の世話に
ときどき行きたいと思う
父が亡くなった後
母が92歳まで
一人で暮らした故郷の家
母はその家を離れ
3年半が過ぎたころ亡くなり
それから2年が過ぎた
その家に
あたらしい主が誕生する
築40数年の小さな家だけど
空気がきれい
山々がきれい
何よりも
おばあちゃんとの思い出が
いっぱい
話は春に決まり
準備期間は十分あったのだけれど
整理はなかなか進まないもの
ようやく最終段階に入った
思い出の品が多すぎる
処分するのは忍びないと思っても
誰もわが家に持ち帰るまでには
至らない
エネルギーのいる
その作業ももうすぐ終わる
十分長い間使ってきた品々だから
ありがとう・・・と言って
さよならすれば
よいのだと思う