寂しきは余白無きまで埋められた日記に残る亡き母の文字
故郷での一人暮らしが長かった母は
皆が帰った時はいつも
明るく茶目っ気たっぷり
笑いを振りまいていたけれど
一人の日々は
ほんとうは寂しかっただろう
心細かっただろう
不便なことが多かっただろう
母のお気に入りの日記帳には
余白が無いほど
日々の出来事が記されていた
日記帳は
母にとって初孫のS君がプレゼントしたもので
とても大切に使っていた
この日記帳を何年も繰り返し使い
別の日記帳は
未使用のまま残されていた
母が亡くなった時
この余白無きほど書き込まれた日記帳は
S君が持っているのが一番ふさわしいと
姉妹で話がまとまった
***
夏のふるさと
娘の焼き物工房では
窯焚きの準備中
ガス窯に作品を詰めている途中
左奥に電気窯
無事に焼きあがりますように・・・
暑い日中は
こんなところに・・・
黒アゲハは
1匹になったり2匹になったり
ユリの花から離れない
長い梅雨の後に
ヤブラン
こぼれ種からのホウセンカ
どれも手がかからなくていい
3泊4日
生垣の剪定を親子3人でがんばった
今年の梅雨は
ほんとうに長かった
このまま延々と続いて
終わりがないのではないかと
ちょっと不気味なほどだったので
とりあえず ほっ・・・
明けたら明けたで暑いけど
今日は風があって過ごしやすかった
気温は31度
お昼に
茶碗を洗いながらふと顔をあげたら
格子戸にバッタがいた
写真を撮ろうとそっと網戸を開けたら
くるっと隠れて顔だけ出した
敏感!
かわいいね
夕方には
玄関の壁に移動していた
(同じバッタだと思うけど)
夏の虫
活動開始
第25回記念ふれあい短歌大会が
昨日開かれた
講師は伊藤一彦先生
選者12名の一人に大口玲子先生が加わられた
今年の大会は
四半世紀の25年目にあたり
町民皆詠に先立ち町職員皆詠が実行され
例年の倍以上の520首の投稿があり
主催者は
嬉しい悲鳴だっただろうと思う
午前中に6つの分科会に分かれ
参加者はそれぞれ選者から歌評をいただいた
質問の時間には
選者への厳しい質問が飛び交い
こういった場所に不慣れな私は
そのやり取りをただただ聞いていた
午後から1時間45分にわたり
「作歌力の向上のために 歌をよむ喜び」と題して
伊藤先生の講演があった
大きなお声で明瞭に ユーモアを交えわかりやすく
あたたかな講演だった
私の歌は今回どの選にも届かず
残念な結果だったけれど
一首を作り上げた過程は
無駄にはならないと思っている
伊藤先生のお話が聞けたことで
また新たな気持ちで短歌に向かえそうな気がする
本日晴天なり
梅雨明けかな?
梅雨明けは
まだですか・・・?
雨のほうが
猛暑日よりはまだ
過ごしやすいでしょうか・・・?
花や虫は
何の愚痴も言わず
わたしは
せめて雨間に
花や虫を見て気分を晴らしている
誰が植えたのか
道路のわきのランタナの七変化は
短く剪定し過ぎて心配したけれど
すごい勢い
蝶は雨の中でも
つぎつぎに誕生して
ニチニチソウ
サルスベリ
綺麗に咲いている
あと少しで梅雨も明けると思う
晴天が2日続いて
その間に
簾や風鈴を吊るし
毛布やカーテンの洗濯をして
夏を迎える準備をした
簾が下がり
すこし暗めになった台所だけれど
これくらいの明るさのほうが
涼しく落ち着くような気がする
今日は台風7号の影響で
雨がときどきザーッと降り
戸を閉めたり開けたり・・・
暑くなったり涼しくなったり・・・
ウオーキングは早朝に出かけ
雨にはあわず
よかった よかった
今年も
こぼれ種からトレニア開花
程よい発芽で
自然のままで育っている
どの花の表情も
びっくりして 「おぉ~」 と言った時の
人の顔に似ていると思うのだけど
どうかな?
誕生日のときもらったガーベラが
まだ元気に咲いている
百日紅が満開
sumica
50代からの暮らしをセンスよく小さくする本
50代はすでに通過してしまったけれど
図書館から借りた
本当に好きなものだけを残して
暮らしを小さく
大切に
そんな暮らしに
少しでも近づきたいなぁ・・・と
思う
* * *
そろそろ
梅雨明けかな
ナツツバキの枯れ枝に
トンボがやってきた
今年は
いくつかの植物がだめになった
ほとんどは2月の寒波によるものだけど
ナツツバキのように原因がわからないものもある
花キリンは大きくなりすぎて鉢の移動が大変だったし
幸福の木は丈が伸びすぎて形が壊れていたし
クンシランは株分けして鉢が増えすぎていたし
(4個のうち一個がだめになった)
これでよかったのかもしれない
だけど
アメジストセージが芽を出さなかったこと
ナツツバキの木が枯れたことは
本当に残念
2006年から飼っている白メダカの
産卵・孵化は
今年はないのかもしれない
まだ一匹の誕生もない
もし
今いる9匹が死んでしまったら
もうメダカはいなくなってしまう
植物も生物も
永遠というわけにはいかないけれど・・・
長く続いた雨が上がった
このまま
梅雨が明けるのではないかと
思ったりして
きょうの
合歓の花は最高にきれい
ムクゲは
長い長い雨の日々
たくさんの花を咲かせてきた
百日紅も咲きだした
どの花も子供のころから見慣れた
珍しいものではないけれど
この3本は
近くにお住まいのご夫婦が
道路わきの空き地に
植えてくださったもの
それまで長い間
草花をたくさん育ててくださった
80歳近くになられたある年
管理が難しくなったと
手のいらない木に植え替えて
手をひかれた
今は
年2回の道路掃除のとき
剪定をし周りの草を刈って
皆で管理し
楽しませてもらっている
晴れたり降ったり
そのうえ風がとても強くて
戸も開けられないような
落ち着かない日
ランタナの蝶は
生まれたばかりかな?
今の時期
庭で一番目にするのが
アゲハをはじめいろいろな種類の蝶
マツバボタンが咲きだした
ホウセンカも咲きだした
リストウエイト
ウオーキングのとき
手首に500gの重りをつける
重くはないけれど軽くもない
初めてつけたとき
肩のあたりに筋肉痛がおきて
翌日ではなく翌々日におきたことに笑った
どこにどれだけの効果があるのかはわからないけれど
せっかくもらったのだから
使ってみようと思う
重りの付いた手を振りながら歩くと
体の中心に安定感があって
坂道も力強くのぼれるような気がする
500g×2個
晴れれば庭に出たい
耕す畑はないので
庭周りの花壇の草を引いたり
花の苗をあっちへこっちへ植えなおしたり
なんとも見栄えのしない
生産性のないことをしている
雨の日は断捨離に最適
だけど
こんまりさんのように
ときめきの基準で一気に片づけるのは
むずかしい
一日15分とか
一日に5個とか
ゆっくり少しずつ進めていくのが
私には合っている
それプラス
自治体のごみ回収日に合わせて
衣類だったり不燃物だったりを
前の週に集中的に見直す
それの繰り返しで
私の断捨離はエンドレスだけど
なんども見直しながら整理していくうちに
先月迷っていたものが
今日はスパッと決断できたり
何を処分して
何を残せばよいかが
少し見えるようになった気もする
役目を終えたものは
手放さなくてはいけないのだということ
いつか・・・という日は
来ないのだということ
こんまりさんも
このことは本に書かれていたと思う
本のように
短期間に順序良く決断してゆくことは
私には無理だと思うから
迷いながら
悩みながら
私の断捨離を続けます