凧一枚小さく揚がれど糸見えず斜めにたどれば引く人のあり
ひと一人いない広場に
高く、小さく 凧一枚
見えない糸を斜めにたどると
ずっと後ろに親子の姿があった
元旦のウオーキングのとき
堤防で見かけた風景
* * *
暖かい日がつづく
月曜日、マコちゃんは風邪でお休みだった
病院に連れて行き
その足で近くの曾祖母ちゃんに預けると連絡が来た
曾祖母ちゃんと言っても70歳半ば
マコちゃんのお守りは私より上手だと思う
マコちゃんが来ないことは、がっかりでもあり
少しほっとしたりもして・・・
近くに曾祖母ちゃんが二人
そして少し近くに
祖母ちゃんのわたしがいる
いいね、マコちゃん
1月の教室は先週19日にあり
4人欠席 17人参加
欠席された方のお一人は
NHK全国短歌大会一般の部で特選に選ばれ
収録のため上京中と言う
すばらしい理由
開講日の4.5日前に
前もって提出しておいた2首のうちの1首
みなの分がプリントアウトされ届く
全員分をノートに書き写して
歌の情景などを
うんうん悩みながら考える
これがとても勉強になるような気がする
わたしは
抑揚をつくれば幼が笑ひだす今晩はとふ言葉の響き
宛先は青空二丁目あの人とあの人に出す最後の賀状
の2首を提出し
宛先は~ の方がとってあった
青空二丁目が天国を意味すること
あの人とあの人は亡くなった人であること
もう賀状をもらうことも出すこともかなわない人に
これまでありがとう さようなら と
最後の賀状を心の中で書くこと
など
一読状況を理解していただいた人も
別の意味に取られた方もあった
先生が
私の言いたかったことを少しの違いもなく
理解していてくださり
これは挽歌なのですと
皆に説明してくださったことが
うれしかった
来月は題詠に挑戦・・・ということで
「壁」
という題で月末までに提出
頭がこちこちで
なんにも浮かんでこない・・・
思いがけないときに
南阿蘇から
「めるころ」のパンが届いた
娘が
佐賀に行く途中に立ち寄って
送ってくれたもの
中に
「なんだか偏ったぎこちない生き方の娘ですが
いつも温かく見守っていてくれてありがとう
仲良く 美味しく 食べてね」 と
手紙が入っていた
「こちらこそ
いつも いつも 気遣いありがとう」
薄くスライスして
トーストしていただいた
山葡萄 ナッツ オレンジピール などなど
たっぷり入っていて
美味しかった~
今年は
桜草の花がまだ咲かない
こぼれ種から
苗はたくさん発芽して
小さいながら蕾は持っているから
咲きはじめれば一気に咲くと思う
ビオラの苗を定植して
あとは大きくなるのを待つ
オキザリス・バーシカラーは
いま満開
朝晩の冷え込みは激しいけれど
お天気さえよければ日中は暖かく
庭仕事が気持ち良く
今日は
バラの強剪定をして
みかんの木とともに
寒肥を施した
元日に息子が一泊で帰り
昨日は娘が一泊で帰り
今回は
羊羹や抹茶入りきんとんを作って
女性用のお正月?をした
子供たちが帰ってくるというのは
親として
本当にうれしいこと
マコちゃんは
ママの実家でお正月を過ごし
もう、私たちのことは忘れているかも・・・と
覚悟していたのだけれど
その心配は全くいらず
いつものマコちゃんが
やってきた
娘から
陶器のブローチをもらった
どれにしようか迷い迷って
好きなものと似合うものは違う
ということがわかって
この3個に決めた
世界に一個しかない
細かな作業の手作りブローチ
ありがとう!
これを付けて
先ずは
短歌の勉強会に行きます
葉牡丹の青虫寒に耐へたるを詠みしがわれの短歌の始まり
2006年1月17日
青虫は寒に耐えしか葉牡丹の上でまるまる太っていたり
と初めて
短歌らしきものをつくってから
8年が過ぎたことになる
今年は葉牡丹に青虫はほとんどいないし
ヒヨドリが来て葉を啄むこともない
暖かに明けた新年は
恒例の元旦ウオーキングから始まった
元旦に一泊で帰省した息子は
父親になったからかとても落ち着いて見えた
日ごろはゆっくり語ることができないお墓のことなど
本音を聞くことができて
とてもよかった
本年も
どうぞよろしくお願いいたします