ウオーキングの途中
草むらを飛ぶ元気なバッタを何匹も見かける
一昨年12月の寒~い朝こと
家の壁に一匹のバッタがいた
触覚の片方は既に取れ、いかにも老バッタ
可哀想に思い家に入れた
オリヅルランの鉢を住処として冬を越し
暖かくなると、ポトスやドラセナの葉を移動し
黒い小さな糞を一人前に落として、元気に生き延びた
「バッ君」と名づけた
庭では、生れたばかりのバッタが、藤の若葉の上で休んでいる
老バッタがなんだか可哀想でならなかった
茄子 きゅうり トマト なんでもよく食べた
ある日、左後ろの大きな足が取れた、右手の先も取れた
不自由な体であちこち移動し、探し回るのが大変だった
7月の終わり、朝起きてみると
茄子のうえで手足を広げ、動かなくなっていた
昨年の出来事