短歌の講座を受講するようになって9ヶ月
これまでどこの結社にも入らず
どこの勉強会にも参加せず
一人で自由に楽しんできた7年だったけれど
そのままの方が良かったのかと
ときどき思ってしまう
講座に提出した2首の短歌は
1首が勉強会用になり皆の討論の対象になる
先生や皆の反応がどう出るかは全く見当がつかず
提出するにはかなり意識する
講座の終わりには先生から
皆の短歌(2首とも)の歌評がなされた用紙が
配布される
その歌評が私に理解できるものもあり
理解できないものもあり
感覚的に分からないところが
一番悩むところ
でも先生が
一生懸命伝えようとされていることは
充分わかるので
もうしばらくはがんばろうと思う
提出した2首
①はつ夏の庭を占めゆく山野草の燃えいるようなカラードクダミ
②岩桧葉に園芸デビューなす夫の紺色の鉢は木の陰に置く
講座には②が選んであり、皆の反応は
このままそっとしておきたいような歌・・・
定型にきっちり納まり良い歌・・・
というような意見だったけれど
先生は「園芸デビュー」の言葉が安っぽい、と不評
そしてもう一人、上からの目線で詠んでいると言われた方があり
わたしはその言葉がとても気になった
先生の歌評
①はつ夏の~ は
「定型」意識にとらわれた借り物の言葉でしかなく、自分の言葉ではない弱さとなっている
②岩桧葉に~ は
「夫の紺色の鉢」をもっと端的に表現したい
と 厳しい評だった
だんだん 短歌がわからなくなってくるような・・・
かなり落ち込んだ今月
また良いこともあるかな・・・
* * *
気分を変えて
庭の花
黄色のユリは
30年ちかく毎年咲く
燃えいるようなカラードクダミ?