さくら草の日記

日々のつれづれをつづります

短歌教室~11月

2014年11月16日 | 短歌

短歌教室は
退会した人、入会した人あり
結局20人で半年間勉強することになった

11月投稿の2首

①人肌のパン生地小さく割りゆけば生れて膨らむパンの子どもら

②「のむ?」と訊けば「ノム?」と答へる幼きに飲むと解して麦茶をわたす


先生の評

この作者も身辺の素材を自分に引き付けてしっかり写生が出来ている。ただ、その出来具合に多少の難があり、例えば一首目のパンの「子どもら」という安易な表現で落ち着いてしまったりとかは気を付けたい。その点二首目の結句、ある種の意外さに、表現された悦びを読者も感じさせられた。


勉強会には②が選んであり、歌評をされた80歳半ばの女性が
「のむ」の意味が分かっていない幼い子供が、オウム返しに「ノム?」と言ったこと、その表情から「飲む」と判断して麦茶をわたしたことなど、よくわかってくださっており、本当に助かった。

先生の歌評の通り
まだまだ歌にばらつきがあり
先生に指摘されるまで、おかしなところに全然気づかない
わたしがいます

コメント
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