ひめちゃんが朝なのに、なぜか南に行くと譲りません。
夕方はいつも南にいってますけど
ケンくんちに行きたかったのかな
ケンくんには逢えませんでしたけど、ケンくんちのおかあさんが、ちょうどゴミステーションにやって来ました
七海ママのあかちゃんの頃の写真を見ると、ひめちゃんとママ、似てるね
親子だから当たり前だけどね
2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります
ナナちゃん、動物病院デビュー
04.9.1(水)
ナナちゃん、動物病院デビュー
朝、おかあたんは、ナナちゃんを連れて出かけた。
ボクとサマンサに「ナナちゃん、チックンしてくるからね」と言い残して。
ナナちゃんがまだチックンの意味を知らないから、平気で言ったのだろう。
ボクやサマンサの時には、「ドライブに行こう」とかなんとか言うし、2名一緒に行くから、どちらがかかるのかわからないけど。
動物病院で、ナナちゃんは診察台の上に載せられ、おしりに体温計を差し込まれて検温した。
目や耳も診てもらった。
目はなんともなかったが、耳は外耳炎を起こしていた
みんな、ここ何日か、ナナちゃんの耳のニオイが、気になっていたのだ
もともと持っているカビの一種が、繁殖してしまったんだって
先生は綿棒で耳あかをちょっととり、ニオイのもとのカビたちをパソコン画面でおかあたんに見せた。
「耳を綿棒でお掃除して、その後お薬を付けてください。」
そして、本題のワクチン接種となった。
良い子で出来た
夜、浅間山が噴火した
04.9.2(木)
パグ吉のママ
パグ吉のママは変な人だ
何度かすれ違っているれど、挨拶というものをしない。
声も出さない。
いつも大きめのビニール袋を持っている。
パグ吉のウンチがつまているのかな。
確か少し前までは、おじいちゃんと散歩していた。
おじいちゃんも無愛想な人だったけど、最低限の挨拶はした。
トラブルが起きそうなときは、迂回もした
ところが、おばさんになったら、何か起きそうでも突進してくる
ボクも決着をつけたくているので、「おかあたん、黙ってな」と牽制したら、甘噛みのつもりだったけど、ボクの歯がGパンを通ってしまったこともあった
今日は薄暗くなってから、お散歩に出かけた。
ちょうどメロンちゃんちの角まで来たとき、「あ!」という声が、おかあたんと暗闇の中から同時にあがった
パグ吉&ママとはち合わせしたのだ
初めて聞いたパグ吉のママの声だった。
ところが、この一声だけ、さっさと行ってしまった
1時間くらいして帰り道、またメロンちゃんちの角まで来たとき、何か見覚えのある影が近づいてくる
突き進んできた
そして、すれ違いざまにパグ吉の首輪はグイッと持ち上げられ、体ごと抱えられた
やはりママは無言で去っていった
おかあたんもボクもあっけにとられて見送った
04.9.3(金)
やっとあえたゴマミちゃん
最近気になっている子がいた
その子に逢いたくて、ボクは城山幼稚園を南回りで帰るコースをよく歩いていた。
今日の夕方も、その子のハウスまで来た。
寄ってみたかったけど、おかあたんが「いないよ。お散歩に行ったみたいだから、帰ろ」と行ったとき、おばさんとその子が帰ってきた
サマンサみたいに走ってきた。
初めて見るその子は、ごま柴だった
今まで、大きな石が置いてあったり、板で目隠しがしてあったりて、いるのはわかっていたけど姿が確認できなかったのだ。
赤い首輪に赤い紐だった。
おかあたんは「女の子ですか? 発情はきてませんか?」と聞いた。
ボクにはわかっていたことだけど
むこうも、「柴ですか?」と聞いてきた。
ゴマミちゃんのパパも黒柴だって
やっぱり夜になると、放たれた犬が来て困るという。
ボクのうちの近所と同じ奴か、別の奴か?
04.9.5(日)
ナナちゃん、サマンサの顔を触る
晩ご飯の後、おとうたんはナナちゃんのブラッシングを始めた。
サマンサは、家の中に入ることを要求した。
ナナちゃんはサークルの中に戻され、サマンサが中に入った。
入るとき、サークルをはさんでサマンサとナナちゃんは対峙した。
ちっちゃな手が伸び、サマンサの顔を触った
触らせたのだ
ちょっと「ウ~」と聞こえたような気もするけど。
ボクも中に入り、ブラッシングをしてもらった。
サマンサはブラッシングもそこそこに、キッチンの物色を始めた。
おかあたんが煮干しを差し出すと、本当においしそうに食べた。
あとからあとから要求した。
ボクとサマンサとナナちゃんで、お座りして要求した
ただナナちゃんは、ちょっと離れたサークルの中だったけど。
この煮干しは人間用の無添加のもので、ムーちゃんも大好物だ。
でも、なぜか登場しなかった。
04.9.6(月)
サマンサにとられた
夜、サマンサは家の中に入ることを要求した。
ボクも一緒した
ナナちゃんは、サークルに避難させられた。
煮干しをもらったり、おとうたんになでてもらったりしているうちに、サマンサがナナちゃんのサークルに近づいた。
「ウ~」と言いながら、手を伸ばした。
ペロペロキャンディ型の、牛革ガムを取ったのだ
ナナちゃんには堅くて、軸をなめてふやかしていたものだ。
ずっとねらっていたらしい。
「あたしのだ返せ、ワンワン」
「うるさい、お黙り」
サマンサは、書斎の座布団に陣取って食べ始めた。
普段もらってもあまり喜ばないくせに、他人持っているとほしくなるようだ。
かくいうボクもほしくなり、サマンサが食べ残すのを、そばで待っていた
食べ物に関しては、サマンサをたてておかないと噛まれてしまう
ボクはよけいな争いはしない
04.9.7(火)
秋刀魚の味
今夜の人間のおかずは、秋刀魚(さんま)だった。
本来ならば塩焼きといいたいところだが、僕たちにお裾分けするために塩をふらずに焼いてくれた
ちっちゃなステンレスのボール三つに、取り分けてくれた。
サークルの中のナナちゃんに、3番目に渡すのは大変なので、おかあたんはちょっと考えた。
僕たちはまだ外にいるのに、「はい、三四郎。はい、サマンサ。」大きな声で言ってボールを床に置いた
そして「はい、ナナちゃん。」と、実は先に入れてあげた
その魚のお肉は、あっと今に平らげられていた
僕たちも久々に、一年ぶりに、味わった
僕たちが食べている間、ナナちゃんは「もっとほしい。どうして、あたしには少ししかくれないの」と、ブヒブヒ言っていた。
04.911(土)
平和な光景
今日は、ムーちゃんがワクチン接種ということで、おとうたんおかあたんとお医者にいった。
今回から、ムーちゃんも、ナナちゃんと同じ先生にかかることにした。
土曜ということで、お医者は混んでいた
なんとか道ばたに車を止め、おかあたんが受付を済ませた。
外には、猫を乗せたままの車や、犬のリードを持って順番を待つお父さんが何人かいた
ムーちゃんはバスケットに入っていったので、待合室で待つことになった。
襟巻きトカゲみたいに噛まないようなグッズを首に巻き付けた犬、いかついおじさんに抱っこされた猫、いかにも人を噛みそうなゴールデン君、よだれかけを付けた子を連れたヤンママに抱かれたシーズー、吹きまくって大活劇の後注射をされた猫、いろいろな子が来ていた
拾った子猫に避妊手術をしたいと、親子3人で来ているほほえましい家族もあった
やっと順番が来た
十二歳いうことで心配性のおかあたんは、ざっと健康チェックもしてもらった。
目も異常なし。
聴診器でお腹を診ても異常なし。
要するにどこも悪くないということで、最後におしりにブチユッと注射で終わった
帰るときも、外に何人かのおとうさんが犬連れで待っていた。
このメンバーは日本犬および日本犬ミックスだった。
自我の強いこれらの犬種の注射にはおとうさんの力が必要だ。
動物病院の南の日の当たるところで、お父さんたちが犬を連れて待っている。
なんとものどかな平和な光景だった
今日は9.11、三年前にアメリカで、旅客機がのっぽのビルに突入した日だそうだ。
ダイナちゃんちのおばさんの話を聞いて、笠懸の動物病院に行き始めました。
先日、本当に久しぶりにダイナちゃんちのおばさんに逢いました。
ミックス犬のダイナちゃんは、19歳の天寿を全うしたそうです。
大間々のダイナム近くに捨てられていて、おばさんちで保護したそうです。
19歳の長寿、ここら辺では初めてです。
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