黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

元気はつらつナナちゃん

2023-01-18 20:32:00 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出て、高縄の摩崖仏に北から回り込みました。

参道入り口は、相変わら通りにくい

やっと通り抜けて、「摩崖仏さん、あけましておめでとう

岩神沼を通って帰ります。

黒いカモさんがいるようです

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

元気はつらつナナちゃん

 

 

04.8.16(月)  初めての泥遊び

昨日はなぜかとても寒い日だったけど、今日は暑さが復活した。

午後の強い日射しが収まりかけた頃、僕とサマンサはミニドッグランにいれてもらった

 

そしたら、おとうたんがナナちゃんを連れて、ミニドッグランの外に来た。

サマンサは相変わらず吠えていたけど、ナナちゃんも負けていなかった

ワンワンと小さいながらも精一杯吠えかえし、そしてしっぽを巻いて逃げた

そんなことを、何度か繰り返した。

 

そのうち、ガーデンテーブルのそばを、ちっちゃな手で掘り出した。

穴掘りドッグ初体験だった

 

 

04.8.17(火)  サマンサの気持ち

ナナちゃんが来てから、サマンサは複雑な気持ちで過ごしていた。

「どうしてなんだろう?

この子はどういう子なんだろう?

まさか子供達のひとりが帰ってきたのでは?

でも、ニオイか違う 

みんな『ナナちゃん、ナナちゃん』と大騒ぎしている 

確かに病気の日もあったけど、一昨日あたりからイヤに元気で、みんな目が離せずテンヤワンヤしている 

おとうたんも、はまっている 

ミルクも、一人だけもらっている。

大事にされ過ぎよ

食べ物に対する執着と同性の♀に対する嫉妬で、サマンサは、とてもストレスをためている

今夜、隙を見て母屋に飛び込んだサマンサは。ナナちゃんに首なし事件を起こした

恐怖で、ナナちゃんは、けたたましい声をあげた

おとうたんは、それはそれはそれは怒った

 

ナナちゃんはしばらく泣きやまなかったけど、落ち着きを取り戻し遊び始めた。

よかった

怪我はなさそうだ

おかあたんはサマンサを心配して抱きしめて慰め、ミルクをつくってやった

僕もナナちゃんもお相伴した

 

 

04.8.19(木)  猛暑の一日

胃袋の小さいナナちゃんはいっぺんに食べられなくて、あとからちょっと残り物を食べることがある。

今日も、朝ご飯の残りの小粒ドッグフードを、サークルの外から取って食べようとした。

手を伸ばしお椀をひっくり返し、こぼれた粒をサークルの外に掻き出してポリポリとやった。

もっとほしいのに、どうしても取れない。

どんなに手を伸ばしても取れない。

考えた末、ついにおかあたんを呼びに行った。

熱帯のように暑い日だったので、ナナちゃんは水の入ったお皿に手を入れて、ピチャピチャ掻き出して、そこらを水浸しにして遊びながら涼をとっていた。

実にうまく水をかい出すというか、掻き出していた

遺伝か?

親は泳ぎが得意かな?

水に全く抵抗感がないみたいだ

僕は、やっと氷がなめられるようになったところだ。

サマンサは興味を示さない。

ナナちゃんは氷もぺろぺろなめる

 

 

 04.8.21(土)  元気はつらつナナちゃん

今夜、ナナちゃんはなかなか寝なかった。

僕とサマンサはよい子で寝てるのに。

サマンサは、ここ何日か情緒不安からか、夜のお散歩をせがむことが多かったけど、今夜は静かに寝ている

晩ご飯の後、一眠りしたナナちゃんは、サークルから出してと騒いだ。

おかあたんは見ると、ペットシーツの飢えにウンチが出ていたので出してあげた。

目覚めたナナちゃんは、元気に走り回った

ムーちゃんが晩ご飯の残りを食べているところに行って、前足を伸ばしおしりを高く上げて「ウ~ワンワン。」と戦いを挑んだ

あわやのところで、おかあたんに抱きかかえられた。

家中所狭しと短い足で走り回って、かわいい声でうなり声をあげたり吠えたりしていた

電気が消されても、しばらくはサークルの中を動き回っていた。

 

 

04.8.24(火) お仕置き

ナナちゃんは 、おとうたんのパソコン関係のコードが気に入ってかじり始めた

場合によっては、とっても危ないものなのだそうだ。

今日もかじり始めた

今日はなんとしても、いっぱいかじりたかったのだろう。

お部屋に入れられても、頭を乗り出して転がるようにサークルからでてしまった

めったに自分からはサークルを出ないのだけど、コードの所に行きたくて体を乗り出したら、頭の重みで外に落ちた

コードに急行したけど、おかあたんに逮捕されてしまった。

「コードをかんではだめよ。かんだら罰としてお部屋閉じこめます。」といわれてた。

サマンサは、静かに何も言わずにじっと見ていた。

 

 

04.8.30(月)  あたしの家

サマンサとナナちゃん、そしてムーちゃんも「ここはあたしの家のはずだ。でもなんだか変だ。」と思っている。

ここ2、3日、お散歩の前後、僕とサマンサは母屋に上がり込んでいる。

その間、ナナちゃんのサークルはしっかり閉じられている。

ナナちゃんは、閉じこめられているのだ。

ムーちゃんは、けっこう避難している。

 

サマンサは、嫉妬に燃えた目がだいぶ和らいできた

上がり込んで、十分甘えて落ち着いてきた

ナナちゃんのサークルに特に近づこうとはしないが、帰りがけにそばを通るとき一吠えする。

ナナちゃんもしっぽを下げることなく、サークルの中から「やるか?」と挑みかかる。

ナナちゃんにすれば、自分の生活空間に大きな他人が入り込んで、我が物顔に遊んで甘えているのだ。

理解に苦しむ。

今夜のナナちゃんは、サークルからやすやすと何度も出てきている。

今までの子供達は足を出口にかけて出たけど、ナナちゃんは出口に身を乗り出し頭の(上半身の)重みで転がり出ている

今まで何かの拍子に出ることはあったけど、何度も自分で出たのは今夜が初めてだ

 

 

 

やせっぽちで小さな七海ちゃんは、ムーハウスで少しずつ丸くなっていきました。

来て1、2ヶ月の写真です。

ナナちゃんは、来た時は具合が悪くて、本当に心配しました。

でも、自己回復力で生き抜いて、2004年の夏、元気はつらつナナちゃんで過ごしました

基本的に、三四郎&サマンサはテラスのサークル、七海はお家の中のサークルで過ごしました。

三四郎&サマンサのサークルからは、お家の中の七海の様子が見えました。

 

 

 

 

 

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