黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

日光裏街道総集編25(赤城寺の十三仏種子と弘法の爪ひき不動尊)

2023-10-06 20:22:27 | 日光裏街道総集編

風の冷たい朝でした。

15歳になって緑内障のタバサねーちゃんは、遠出を好まなくなってきました。

ひめちゃんは、諏訪神社の向こうの高台まで行ってきました

この夏は、どこも雑草がよく伸びて、お散歩困難な所がたくさんありました。

山上の元蓮田がどうなったか確認したいのですけど、ちょっと行けませんでした。

 

2020年12月、鼻毛石(旧勢多郡宮城村鼻毛石)を探訪した頃の、小次郎パパです。

パパは14歳半、今のタバサねーちゃんより若かったんですね。

まだまだ、歩けました

 

 

 

 

小次郎パパのふるさと・鼻毛石の八幡神社から県道に戻ります。

赤城寺(せきじょうじ)の方に曲がると、すぐに目立つ石があります

赤城寺の駐車場にちょっと失礼して、歩いて戻ります。

大きくどっしりした石造物です

何度も通っていますけど、初めて気づきました

「赤城寺の種子十三仏塔」とあります。

 

種子とは、密教で仏・菩薩などの諸尊や事項を象徴的に表す梵字のことだそうです。

十三仏とは、室町時代に成立した信仰で、閻魔王を初めとする冥土の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏だそうです。

 

横に「南無三界萬霊」の文字があります。

その下に、文字がありそうですけど、ちょっと分かりません

 

十三仏塔は供養塔の一種で、初七日から三十三回忌まで、十三回の供養を生前に供養する仏教行事でもあるようです。

隣の動きのある石造物は、庚申の文字がうっすらと見えます。

まあ、とにかく合掌

 

 

道の反対側に、「弘法大師伝説の石 爪引き不動尊⇒」と表示があります。

弘法大師が爪で描いたお不動様があるんでしょうか?

行ってみましょう

 

まもなく、パワースポットの雰囲気の場所になります。

二十三夜塔の勢至菩薩は目立ちます

鼻毛石の女衆が集まって、二十三夜の下弦の月に祈りを捧げたんですね

 

史跡の表示のポールが見えます

不動明王らしき方もいます

確かに石から掘り出しているという感じです。

でも、引き爪つまり線描というには、ちょっと立体的すぎるかな?

 

でもでも、ここには灯籠があります。

不動明王、願主などの文字が見えます。

ここはパワースポットです

とにかく合掌

 

小次郎パパのふるさとには、人々の願いのこもった石造物があります

 

 

 

この夏、弘法の爪ひき不動尊も再訪しました

赤城寺に、弘法の爪ひき不動尊の幟が何本も旗めいていました。

御朱印が出るのかなとも思いましたけど、法事があったらしく大勢の人です

邪魔にならないように、爪ひき不動尊に参拝しようとしましたけど、草に埋もれてお姿が見えませんでした

 

 

初出 2020.12.09   カテゴリー群馬県・旧勢多郡

改稿 2020.10.06

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日光裏街道総集編24(鼻毛石... | トップ | 2004年師走の出来事・その1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日光裏街道総集編」カテゴリの最新記事