オリンピックとか天皇退位・新天皇即位とかどうでもいい。
とにかく身の回りの出来事で大事が多すぎる。
こう目まぐるしく自分の身の回りのことに振り回されると、心底、身も心もへとへとになる。
平安と安寧の中に過ごしたい。
栗飯や里山の宿老主人 素閑
なにもなし栗の飯にてござそうろう 素閑
絹を裂く瀬音聞きつつ栗の飯 素閑
打ち負けて投げ出す碁笥や栗の飯 素閑
栗飯や二勺の酒に酔ひにけり 素閑
山路を踏みつ庵の栗の飯 素閑
栗の飯観世音へと供ふべし 素閑
薄皮の剥けぬ栗入る温き飯 素閑
栗飯や社の婚礼人群れて 素閑


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