アマドコロの新芽で、山全体が芽吹いてきました。
5月
アマドコロは、山に自生する、落葉性の多年草です。春になると芽を出して花を咲かせます。別名、ナルコラン(鳴子蘭)ともいいます。科名はキジカクシ科、属名はナルコユリ属になります。
アマドコロに良く似ている植物で、ナルコユリがあります。アマドコロと比べてナルコユリは細長い葉をもっているので、そこで区別が可能です。また、アマドコロの茎は尖っている角のような部分があり、花の数も少ないです。ナルコユリは角がありません。
秋田では、圧倒的にアマドコロが多いのですが、ナルコユリと勘違いしている人が多いみたいです。
10月
アマドコロの芽は山菜として食用にします。アマドコロの甘みのある茎の部分を楽しむのにはおひたしが最適です。シャキシャキとした食感も楽しむことができます。
茹で時間は1分
材料はアマドコロの新芽・鰹節・醤油をそれぞれ適量です。新芽を適量摘んで、さっとゆで水にさらし、水気をきった後、刻んで器にもります。醤油と鰹節をかけるとできあがりです。また、胡麻ドレッシングなどで食べさせると子供達も大喜びです。アマドコロには、ポリフェノールの一種であるタンニンや、ごぼうや朝鮮人参などの根菜に含まれるサポニンといったえ栄養素が特徴的だそうです。免疫力を上げる働きや、新陳代謝がアップする効果が期待できます。冬の間に鈍った身体をリフレッシュできます。
秋には萎甤と呼ばれる根茎が採れます。萎甤を乾燥させた萎甤茶や萎甤酒ができます。
こんにちは
@竹千代です。
アマドコロやナルコユリは山菜ですけど、それに良く似たホウチャクソウってのもありますよね。
妻の故郷の赤城山の山菜採りで、有毒植物とは知らずにどっさり採って義兄に怒られました。
ホウチャクソウは確かに似てますね。気を付けないといけませんね!