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ミズのムカゴ 美味いぞ!

2024年10月16日 08時11分00秒 | 山菜
昨日、仁賀保高原でミズ玉を初採りしてきた。
今シーズンの初物ということで、収穫の瞬間から胸が高鳴った。ミズ玉とは、山菜の一種である「ミズ」の茎にできる「ムカゴ」のことを指す。秋が深まると、ミズの茎の先端に近い葉の根元部分に、赤茶色を帯びたコブ状のムカゴが現れる。このムカゴがやがて成熟すると、茎からぽろりと離れ、地面に落ちていく。そして翌年には、そのムカゴから新たな芽と根が伸び、ミズの群生が広がるというわけだ。




さて、このミズ玉は、山の恵みとして食用にされ、特に酒のつまみとしても絶品の味わいを楽しむことができる。調理法はシンプルで、まず軽く茹でてから、醤油に漬け込むと、ほんのりとしたコリコリとした食感が楽しめ、さらに特有のヌメリが口に広がる。まさに、自然の恵みを感じさせる逸品だ。

ミズ玉の採集場所としては、山間部の清流沿いに多く見られるため、自然豊かな山地を訪れる際には、ぜひ試してみてほしい。この秋、まだ味わったことがない人には特におすすめの山菜である。

① ミズの茎にこんな風にできる:**  
ミズの茎には、秋の深まりと共に徐々に赤茶色のムカゴが育ってくる。この小さなコブ状のものが、ミズコブと呼ばれる食材になる。成長する姿を見つけると、自然の営みを感じさせる瞬間だ。





② 量を採るには少々手間がかかる
ミズ玉の採集は、簡単そうに見えて実は手間がかかる。茎の根元近くにできるムカゴは小さく、丁寧に一つ一つ収穫しなければならない。しかも、成熟具合を見極めることも重要だ。熟しすぎると地面に落ちてしまうため、見つけたら早めに収穫することが肝心である。

③ 下処理完了の状態
ミズ玉を採集したら、まずはきれいに洗い、下処理を行う。この段階ではムカゴ表面の土やゴミをしっかりと落とし、調理に備える。新鮮なうちに調理を進めることが、より美味しいミズ玉を味わう秘訣だ。





④ さっと湯がくと緑色に変わる
湯通しの瞬間は見逃せない。ミズ玉は熱を加えることで、その赤茶色から鮮やかな緑色に変化する。コリコリとした食感を残すために、茹で時間は短めに調整することがポイントだ。





⑤ 調味液に漬ける
湯通しが終わったら、次は調味液に漬け込む。自分の場合、醤油に加え、めんつゆ、酒、そして和からしを少量加えた特製のタレを用意する。この調味液に漬けることで、ミズ玉の味わいが引き立つ。





⑥ 一晩おいて完成。美味し!
調味液に漬け込んだミズ玉を冷蔵庫に入れ、一晩おくことで味がしっかりと馴染む。翌日、口に入れると、コリっとした食感と独特のヌメリ、そして調味液の風味が見事に融合し、食べるたびに自然の恵みを堪能できる。




この秋、自然の中で収穫したミズ玉を是非楽しんでほしい。食卓に並ぶその瞬間、秋の山の香りと共に至福のひと時が訪れるだろう。

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1 コメント

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Unknown (copelonmaru)
2024-10-16 10:57:36
こんにちは

ミズコブ大好きです♪いいですねー♪
山形に行った折に、何度か食べましたが
わが東海地方では、見かけません(; ・`д・´)

長野くらいに行ったらあるかもしれませんけど、、、
食べたいです。・゜・(ノД`)・゜・。
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