道川の正願寺は古刹!
由利本荘市の道川地区に古いお寺で正願寺がある。
鎌倉時代の末、左衛門を称する武将道川氏が山崎館に居城してこの地を治めていた。
この時代は度々いくさ起こり、藤田館(君が野)万古館(内道川)菜館など峰続きの山に館を置いて守りを堅めていたが、いくさが起きた時は必ず勝つようにと祈願の寺を建立した。 これが正眼寺の始まりである。
今から七百年前の正和元年(1313)、この寺に加賀国(石川県) 古刹大乗寺の 三世明師を話して開山し正眼寺と号した。
お寺は初め寺屋敷(道川田中)にあったか、笹時代の中頃(宝膳以前(一七三C以 て焼失した為ここ浅田の地に移して再興された。 師は、曹洞宗の大祖常済大師瑩山禅師の華頭のお弟子さんで、 一人の優れた弟子を輩出した高僧です。
道川氏とは、正中元年(1324)鳥海弥三郎が由利氏(仲八郎政春)を滅した戦の時ただ一人だけ従わなかった赤穂津氏を天鷺城に攻めた戦いで 戦死した道川民部がその人と伝えられる。 道川村の村名はこの武将の名前に由来し名付けられたものである。以上石碑文より
お稲荷様が祀られています。
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