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バイクで2分も走れば日本海です。
日曜日の海岸クリームアップで、ハマボウフウの群生地を発見しました。
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ハマボウフウは、海岸の砂地に自生する海岸性の多年草です。 山菜として食用にするほか、漢方薬・民間療法薬として利用されるものです。
名称の由来は中国産の防風と根の効用が似ており、浜辺に自生することからであり、海岸防風林とは関係がないとのことです。
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中国植物名は、珊瑚菜、濱防風。
ハマボウフウは、春に新しい芽を伸ばし、花が咲くまでの間が旬です。 若芽や新芽は主に刺身のツマとして、また酢味噌和えやてんぷらなどで食されます。
根は漢方薬として利用され、鎮咳去痰、清熱薬として慢性気管支炎、肺結核、口渇などに用いられています。
ハマボウフウは、海岸の砂地を好んで生えるため、近年自生地が著しく減少しています。 福島県ではレッドデータブックに記載されています。
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群落を作りますが乱獲によって最近では減ってしまったともいわれている希少種です。
ハマボウフウは、食用や薬用として利用されるだけでなく、その美しい花や葉も観賞用として人気があります。 海岸の風景によく似合うハマボウフウは、海岸の景観を守る役割も果たしています。
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ハマボウフウは、私たちの生活に欠かせない植物です。 とりあえず少しだけ採取して天ぷらにしました。
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