夏休みに入りました、毎日暑すぎます。
連日資料館には、県外の方が訪れています。歴史付きの観光客が多いので、資料調査員の立場から、この機会に由利本荘の寺社で行ってもらいたい寺社をまとめました。皆さん参考にしてください。
由利本荘市で行ってみたい寺社ベスト5を紹介します。寺社名、由緒、御利益、アクセスの順にblog記事を書いてみました。参考にしてください。
1. 長谷寺(赤田の大仏)
- 寺社名:長谷寺(ちょうこくじ)
- 由緒:秋田県由利本荘市赤田にある曹洞宗の寺院である。当寺に安置されている高さ約9m、木製金箔押しの長谷十一面観音立像は通称赤田大仏と呼ばれ、奈良県桜井市の長谷寺(はせでら)、神奈川県鎌倉市の長谷寺(はせでら)と並び日本三大仏の一つに数えられる。秋田三十三観音霊場の第一番札所でもある。
- 御利益:大仏様は慈悲深く、人々の苦しみや願いを聞き届けてくださると言われている。特に病気平癒や子授けにご利益があるとされる。また、大仏様の胎内には多くの文化財が納められており、その中には江戸時代の絵馬やお守りなどがある。これらは一年に一度、4月8日の花まつりの日に公開される。
- アクセス:JR羽越本線羽後本荘駅から車で約15分。駐車場あり。
2. 永泉寺
- 寺社名:永泉寺
- 由緒:江戸時代初期の元和九(1623)年、最上氏の重臣・楯岡豊前守満茂の退去により、本荘藩初代藩主として入部してきた仙北六郷の地頭・六郷兵庫頭政乗の発願によって、藩主及び家臣の菩提寺として開創された名刹である。秋田三十三観音霊場の第十番札所でもある1。
- 御利益:本尊は千手観音菩薩であり、慈悲深く人々を救済すると信じられている。特に目や耳など五官の病気や障害にご利益があるとされる。また、境内には国指定重要文化財である山門や本堂などがあり、その建築美や彫刻などは見事である。特に山門は秋田県内では唯一残っている楼門型二層門であり、貴重な文化遺産である。
- アクセス:JR羽越本線羽後本荘駅から徒歩約18分。駐車場あり。
3. 本荘八幡神社
- 寺社名:本荘八幡神社
- 由緒:文安5年(1448年)に亀田に建立されたことに始まるという。そして、慶長12年(1607年)に、楯岡豊前守が本荘に移るに従い、同社も現在地に遷座。元和2年(1616年)に、社殿を再建している。そして、本荘藩の藩主六郷氏の崇敬を受け、明治6年(1873年)に県社に列せられた2。
- 御利益:祭神は応神天皇と仲哀天皇であり、武運長久や家内安全などのご利益があるとされる。また、境内には国指定重要文化財である本殿や拝殿などがあり、その彫刻や彩色は見事である。特に本殿は秋田県内では唯一残っている寛永様式の本殿であり、貴重な文化遺産である。
アクセス:JR羽越本線矢島駅から車で約10分。駐車場あり。
4. 妙慶寺
- 寺社名:妙慶寺
- 由緒:真田幸村の娘、お田の方が建立したお寺で、幕末まで出羽国亀田(現在の秋田県由利本荘市岩城亀田)を治めた岩城氏が、関ヶ原で佐竹氏らとともに家康に歯向かって一度取り潰され、その後、信州川中島に復興を許された後、亀田に移封となりました。お田の方はその際に妙慶寺を建立し、真田家の菩提を弔ったという。妙慶寺は岩城氏の菩提寺としても知られている。
- 御利益:本尊は阿弥陀如来であり、極楽往生や延命長寿などのご利益があるとされる。また、境内には国指定重要文化財である本堂や庫裏などがあり、その建築様式や彫刻などは見事である。特に本堂は江戸時代初期の建築であり、貴重な文化遺産である。
- アクセス:JR羽越本線羽後本荘駅から車で約15分。駐車場あり。
5. 龍源寺
- 寺社名:龍源寺
- 由緒:打越氏の開基により即殿棼広を開山に招いて1623年(元和9年)に創建された寺である。1640年(寛永17年)におきた生駒騒動により讃岐生駒家4代高俊が讃岐国高松から矢島の地に移されると生駒氏の菩提寺となり、一方でこの地域における曹洞宗の中心的な役割を果たした。秋田三十三観音霊場の第十一番札所でもある。
- 御利益:本尊は千手観音菩薩であり、慈悲深く人々を救済すると信じられている。特に目や耳など五官の病気や障害にご利益があるとされる。また、境内には国指定重要文化財である本堂や庫裏などがあり、その建築美や彫刻などは見事である。特に本堂は江戸時代初期の建築であり、貴重な文化遺産である。
- アクセス:JR羽越本線矢島駅から徒歩約10分。駐車場あり。
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