キャンプやアウトドアで欠かせないギアのひとつとして、多くの人に愛されている「トランギアのアルコールストーブ(通称:アルスト)」。そのシンプルさと信頼性、そして長年変わらぬデザインは、まさにアウトドアの名品と呼ぶにふさわしいものです。今回は、私がなぜこのトランギアのアルストを「大好き」だと言えるのか、その魅力について語ります。
シンプルで壊れにくいデザイン
トランギアのアルストは、非常にシンプルな構造が特徴です。軽量な真鍮のボディに、液体燃料を注ぐだけで準備完了。マッチやライターで火をつければ、青い美しい炎が立ち上がります。このシンプルさは、壊れにくさにも直結しています。複雑な部品がないので、どんなに過酷な状況でも安心して使えるのが魅力です。何せスェーデン軍御用達です。そこにTのマークが本物の証です。
私は何年も使い続けていますが、いまだに一度も故障したことがありません。大切に扱えば、まるで一生使えるかのような信頼感を感じます。というか普通に使っていれば壊れることは有りません。バッタもんやパチモンが多数出ていてどれも同じ性能と思われてがちですが、絶妙にトランギアの性能が良いのです。
コンパクトで持ち運びが便利
アウトドアでは、荷物を軽量化することが重要です。トランギアのアルストは手のひらに収まるほどコンパクトで、バックパックに入れても邪魔になりません。また、専用のゴトクや風防を組み合わせることで、さらに効率的に火力を活用できます。
私のお気に入りは、アルストを風防付きの専用セット「トランギア・ストームクッカー」に組み込むこと。これがあれば、風が強い山の稜線でも安定した調理が可能です。これが効果なので買えません。そこで尾上のかまどを利用しています。これはマジでいいです。
燃料の入手のしやすさ
アルストが他のバーナーと異なる点の一つに、燃料の汎用性があります。専用のアルコール燃料だけでなく、消毒用エタノールや燃料用アルコールでも使用可能。これにより、国内外問わず燃料を手軽に調達できます。旅先での燃料切れの心配が少ないのも、アルストを愛用する理由の一つです。
炎の優しさと静寂の調理体験
トランギアのアルストを使うと、炎の揺らめきや静かな燃焼音が心地よい調理体験を提供してくれます。ガスバーナーのような轟音がないため、自然の音や鳥のさえずりを聞きながら調理を楽しめます。特に朝のコーヒータイムには、この静寂が贅沢に感じられる瞬間です。1日I回は火をつけてしまいます。
愛用する私のストーリー
私が初めてトランギアのアルストを手に入れたのは、友人と行った山中キャンプがきっかけでした。軽量で使いやすいという評判を聞きつけ、試してみたのですが、最初の一回でその虜になりました。それ以来、どんな旅にも必ず持参し、信頼の相棒として活躍しています。雨の日でも、寒い冬の日でも、いつもそばにいてくれるアルストに感謝しかありません。
終わりに
トランギアのアルストは、キャンプやアウトドアが好きな人にとって一度は手にしてほしい名品です。そのシンプルさ、信頼性、そして調理を楽しくしてくれる存在感は、他のギアでは代えがたいものがあります。一時期とても高価でパチモンしか買えませんでしたが、最近は価格も落ち着いて2000円ちょいで買えるようになっています。(自分は4000位で購入)
もしまだ使ったことがない方がいれば、ぜひ一度試してみてください。きっと私と同じように「大好き」になれるはずです!
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