これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

ふかふか布団で見た夢は

2013年09月29日 19時43分19秒 | エッセイ
 敷布団を打ち直しに出したら、ひと月後、倍に膨らんで戻ってきた。



 ふわふわだ~!

 打ち直しは夏にするものではない。実家にいたころ、7月に新しい敷布団が届いたときがある。綿が過密で熱がこもり、毎日大汗をかいて寝た。あれは失敗だった。
 肌寒くなってきた最近なら、暖かい布団がちょうどいい。たっぷりの綿に体を沈ませ、リッチな気分になれる。「こりゃ、いい夢が見られそうだ」と喜んで寝た。
 たしかに、ぬくぬくして気持ちよかったのだが、おかしな夢で目が覚めた。
 夢の中の私は、ケーキが食べたくて、洋菓子店に行く。そこで生クリームたっぷりの、美味しそうなカットケーキを買うのだが、家に帰ってビックリする。

 あれっ、ケーキがトイレットペーパーになってる……。



 箱のフタを開けると、そこにはトイレットペーパーが5個、芯の空洞が見える状態で並んでいるではないか。「何で? 何で?」と混乱していたら、朝が来ていた。
 不可解な夢には心当たりがある。
 寝る前に見た、夕刊のスイーツだ。



 記事には、栗抹茶ロールケーキと書いてあった。大変、食欲をそそられ、ジッと凝視していたが、京都のお店らしい。遠くて買いに行けないと、結局はあきらめたのだった。
 ロールケーキへの執念が形を変え、トイレットペーパーになったのであろう。

 どうせなら、ペロペロキャンディーやのり巻きになればいいものを、なぜトイレットペーパーなのかなぁ!?

 寝心地のいい布団の、ちょっとしたいたずらだったのかもしれない。
 さて、今日はどんな夢が見られることやら。


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コメント (13)
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