これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

GWは読書で決まり

2021年05月02日 22時11分03秒 | エッセイ
 やっとGW、とはいえ、完全休養というわけではない。
「野球部の練習で球が民家に飛び込み、家人が怒っています」
「PCR検査の結果がわかりました」
「サッカー部ですが、1年生が骨折して救急車を呼びました」
 などなど、日によっては、休日であっても仕事に関わる連絡が飛び込み、心穏やかに過ごせない。
 昨日もコロナ関連の電話があったのだが、幸い、今日は何もなかった。
「さて、本でも読むかな」
 ずっと前に買ったのに、まだ読んでいないのがコレ。



 いわゆる「文芸書」ではないところが私らしいというかなんというか。
 予備知識として介護の心得は必要と思って買った。でも、心が疲れているときは読む気にならない。
「やーめた。こっちにしよう」
 先日、高校時代に読んだ漫画『動物のお医者さん』の愛蔵版を買ったのだ。



 佐々木倫子センセイの絵はきれいだし、シベリアンハスキーやら三毛猫やら、動物の質感がリアルで素晴らしい。馬にニワトリ、スナネズミまで登場し、紙面に奥行きがある。本の中では、獣医学部の学生たちがマイペースに実験や実習をしているせいか、せわしない現実を忘れさせてくれる。
「はっはっは。ミケが池に落ちた~」
 ところどころに笑いのエッセンスが散りばめられていて、明るい気分になれる漫画なのである。
 さて、心が回復したから、認知症の本も読めるかな……。
 漫画家といえば、大好きな萩尾望都センセイのものもある。



 こちらは、宇宙飛行士の山崎直子さんや、シンガーソングライターのイルカさんとの対談がメインになっていて、昔読んだストーリーの新たな一面を知ることができる。
 目次に、「好きなことを一生やり続ける力」の文字を見つけて、背中を押された気分になった。
「一生続けたいのはエッセイを書くこと」
 伝えたいことに自分なりの味付けをして、ああでもない、こうでもないと考えながら完成させる。でき上がったときの喜びはひとしおだ。読んだ方が、自分の思いを理解してくれると、ますますうれしくてやめられない。
 出口の見えないコロナ禍で、旅行に行けず、友人にも会えず、リフレッシュできない連休を迎えているけれど、「今、楽しめること」を見つけていかなくては。
 ひとまず、連休中は漫画を読んで現実逃避を楽しみ、活字を読んで知識を吸収しよう。
 おススメの本があったら教えてくださ~い!


    ↑
クリックしてくださるとウレシイです♪

※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする