ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第43回

2024-05-29 22:03:52 | 虎に翼
医者から、直言は、「もう長くはないでしょう。」と言われてしまいます。
優三の死亡告知書をみても、冷静すぎる寅子。
涙を流すことができたら良いのにと思いながら、観てました。

直言が、みんなに話があると言って集めていったことは、花江の今後。
花江には、好きに生きて欲しいと伝えたかったようです。
それに反発する花江。
当時、嫁の立場で、余命いくばくかの舅を叱るって・・・。
「お父さんとは、生きているうちに、お別れできるんだから。」という言葉は、胸に迫ります。

直言が言うには、優三のことが伝えられなかったのは、「今、寅が倒れたら、わが家は倒れる。」という理由でした。
そんな寅子は、やわではないこと、わかっているはずなのに。
死ぬまで、優三のことを話さないつもりだったのでしょうか。
続いて話したのが、「寅が結婚したとき、優三くんかあ。」って、「花岡くんがいいな。」って。
今さら、ウラ話をしても、しょうがないのに。
でも、笑いをとりましたよね。皆を和ませるためだったのかも。
その後、懺悔の数々。

☆心に翼
寅子が直言に、「お父さんだけだったよ、家族で女子部にいってもいいと言ってくれたのは。」「どんな私になっても、私のことがかわいいって、言ってくれたのは、お父さんだけ。」
寅子の精一杯の感謝の言葉でした。直言も、嬉しかったでしょう。

直言が倒れて、このまま亡くなる?と思ったら、「まだよ、寝てるだけ。」と、はる。コントみたいでした。
数日後、直言は静かに息を引き取りましたとナレ。

変わった亡くなり方でしたね。ドラマとしては。
日常に近い描き方かもしれません。
泣き笑いで、少し悲しみが和らぎました。
そういえば、今週は、月曜日に兄、火曜日に夫、水曜日に父と、身近なひとを3人も亡くしてしまった寅子。
しかし、寅子は、きっと立ち直っていくと思います。頑張れ!寅ちゃん!

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)