昭和23年(1948)12月
少年少女保護連盟の学生たちが、設立準備室にやって来ます。
2日前
「仲間たちが応援してる。」「お姉ちゃんは立派だよ。」と言う直明のキラキラした目。
寅子は、直明のキラキラした目にかけようと思ったのです。
直明の正論こそ、純度が高い正論といえるのかも。
直明の「お二方とも、みている方向は一緒ですね。」という言葉に、「彼らの手本となるべきなのだ。」と。
合併話が一気に進みます。
大晦日まで、事務所をつくる作業。
最後の仕上げは、花岡妻の絵。
☆心に翼
多岐川が、「人間生きてこそだ。国や法、人間の定めた物は、あっという間にひっくりかえる。ひっくりかえるもののために、死んじゃあならんのだ。」「法律というものは、人が幸せになるためにあるんだ。」
心にしみます。
多岐川にも挫折した過去があり、汐見によって語られます。
多岐川の想いは、「子供たちを幸せにしたい。」「未来に種まく仕事をしたい。」
昭和24年1月1日 家庭裁判所設立。
家庭裁判所ができるのに、こんな過程があったとは。
これだけでも、ドラマになりそうです。
※次週への期待度○○○○○○○○(8点)