越前が誇る紙すきのワザ。
紙が税として為時のもとへ。しかも、余分な紙まで。
今までの国主は余分を売って利益を得ていたようです。
返そうとしますが、それも断られ。
都に戻る決心をしたまひろ。
いとにも、乙丸にも、いい人ができます。
「世話になった人には、幸せになってもらいたい。」
宣孝もやって来ます。
長徳四(998)年
安倍晴明によると、「これからしばらく凶事が続きましょう。」「お宝をお使いなさいませ。」
たぶんお宝とは、娘のことではないでしょうか。娘を入内させよというアドバイスではないかと思うのですが。
一条天皇は、定子のところへ入り浸り。
「二人が失った時を取り戻そう。」熱いです。
伊周が、都へ戻ってきて、職御曹司にやってきます。
伊周の案で、枕草子を広めることになります。
伊周、たまには良いこともするものです。少し見直しました。
道長は、鴨川の堤修理を帝にお願いするも、勅命はおりず。
雨で鴨川の堤が崩れ、多くの民が亡くなります。
道長は、「このまま左大臣の職を続けていくことは無理。」
辞表を三度出すも、一条天皇は、受け取らず。
宣孝は、まひろの夫となるのは、自分だと道長に進言。
もう決まったことなのでしょうか。
道長の心中やいかに。
まひろは、宣孝との結婚を決意。副題の決意ですね。
「私は不実な女でございますが、それでよろしゅうございますか。」「わしも不実だ。」
翌日は、日食。不吉な予感です。
また、凶事が起きるのでしょう。
予告では、道長の娘・彰子が入内するようですが。ついに、道長全盛時代を築く礎となることでしょう。
しかし、一条天皇の定子に対する愛情のような愛が、彰子にも与えられるとは考えにくいです。
史実があるので、これからの展開、わかっているけれど、どのようにえがかれるのか楽しみです。