戦前の民放改正作業、大変だったでしょうね。
個人の尊厳と両性の本質的平等を考えての作業です。
寅子は、「さっきから、この喜びを分かち合いたい人の顔が次々と浮かんできて。」
ライアンから、「君は、思ったより謙虚なんだね。」と言われてしまいます。
きっと褒めてないですね。
寅子の中で、「もうへまはできない。」という想いがめぐります。
そうなのです。今、猪爪家の働き手は、寅子ひとりなのです。
家族8人を養わなければならないという責任があるのです。今までとは違います。寅子が、自分の本心を言えなかったのは、責任というところにあると思います。
ライアンは、民法のひとつである名字について。
GHQの言うとおりにするとひずみが出てくると説明します。
「君はどう思う?」と聞かれますが、即答できない寅子。
家では、甥っ子たちから、「寅ちゃんが、謙虚だと思ったことないよね。」と言われてしまいます。
ただ一人笑えない花江。
花江の中の戦争は、まだ終わっていないのでしょう。
☆心に翼
寅子が花江に、「無理に笑うことないから。」「お給料をもらったら、贅沢な物、食べにいきましょうか。」
寅子という味方がいて良かったですね、花江。
桂場にぶつかる寅子。
桂場は、寅子に、「君も薄っぺらなことを言うのだな。」「どう思われたいかは、行動で示せばいい。」
桂場は、ああみえて、寅子をかっていると思います。
寅子が、ありきたりのことしか言わなかったので、ガッカリしたのだと思います。
東京大学の神保教授が、訪れます。
民法の改正案について、意見を問われる寅子。つづく。
寅子らしさを発揮できていませんね。どうしても、守りに入ってしまいます。
何かをきっかけに、寅子らしさ発揮できればよいですね。
※次回への期待度○○○○○○○○(8点)