(前回のつづきです。)
今回はまずタイパ島からコロアネ島(路環島)に移動するところから話を始めます。タイパ島観光の中心になる官也街バス停からコロアネ島に行くバスは本数が少ないようなので(70分毎の15系統のみ)、300mほど離れた澳門運動場バス停(コロアネ島に行く系統15・21・25・26・26Aが発着・最小間隔の25系統は15分毎)でバスを待つことにしました。
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待つ間来るバスを見ていると回送表示はもちろんのこと重量や定員までポルトガル語が併記されているので改めてさすが一国二制度だと感心します。ポルトガル語を用意する手間がかかって大変ですからあまり面白がっては申し訳ないのですが。「一国一制度」になるときはどうなるでしょうか。
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澳巴の25系統黒沙海灘行きが来たので乗りこみます。車内ももちろんというのかポルトガル語だらけでした。
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タイパ島とコロアネ島は埋め立てによって地続きになっているので特に島から島へ渡っている感覚はなく、何だか新開地っぽいところ(コタイ・路氹城)を通ったなあと思っているうちにコロアネ島に着きます。降りた停留所は旧市街の広がる路環市区(ロウワンシキョイ)です。
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降りるとすぐにロータリーがあり、21・26系統はここで折り返します。
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ロータリーの脇にはエッグタルトで有名な「ロードストーズベーカリー(澳門安徳魯餅店)」があり観光客が群がっています。
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隣の建物に由来が書いてあったので読んでみると、「ロード」と言っても創始者のストーさん(故人)が本当に爵位持っていたわけではなくてイギリス人の存在が珍しかったマカオの人が勝手にロードとつけて呼ぶようになったとか書いてありました。のんきな話ですね。
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自家製というレモネードと一緒にエッグタルトを買って早速店の前のベンチで食べてみます。なんというかとりあえず素朴な台付プリンという感じでしょうか。件の由来書きにもイギリス風に考えた独自レシピとあり、ポルトガルつながりで引き合いに出されがちなリスボンのベレンのが有名なポルトガルのパスティス・デ・ナタはあくまでヒントであって別のお菓子のようですね。
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食べ終わったらその辺を歩いてみることにします。ベーカリーのすぐ裏手にはなんかカワイイ感じのEspaco Lisboaというポルトガル料理レストランが見えちょっと気になりましたが夕食どきまでここにいる時間の余裕がないので通過しました。
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ベーカリーの向かいからはフランシスコ・ザビエル教会に向かう客商街を南に入って行きます。入口には八百屋などあるものの夕暮れ時だからかあまり人を見かけず淋しい通りでした。
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その先はすぐにフランシスコ・ザビエル教会です。
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教会自体カワイイ感じの外見ですし周辺もポルトガル風によく整備されています。海鮮レストランなんかもあって華やいだ雰囲気でした。
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さらに南に進み海岸沿いの道がどん詰まりになると譚公廟です。
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対岸がすぐに中国の珠海市だけあり歩哨の詰所がありますが無人でした。
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海岸沿いはよく整備された散歩道でのんびりした感じではあるものの、海岸べりの民家の庭を見ると鉄条網のついたフェンスが貼られややものものしいボーダーの雰囲気が顔を出します。
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といったところで暗くなってきたし一応満足したしでバスに乗ってマカオの中心部に戻りました。次回は夜の市街地を見物します。
今回はまずタイパ島からコロアネ島(路環島)に移動するところから話を始めます。タイパ島観光の中心になる官也街バス停からコロアネ島に行くバスは本数が少ないようなので(70分毎の15系統のみ)、300mほど離れた澳門運動場バス停(コロアネ島に行く系統15・21・25・26・26Aが発着・最小間隔の25系統は15分毎)でバスを待つことにしました。
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待つ間来るバスを見ていると回送表示はもちろんのこと重量や定員までポルトガル語が併記されているので改めてさすが一国二制度だと感心します。ポルトガル語を用意する手間がかかって大変ですからあまり面白がっては申し訳ないのですが。「一国一制度」になるときはどうなるでしょうか。
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澳巴の25系統黒沙海灘行きが来たので乗りこみます。車内ももちろんというのかポルトガル語だらけでした。
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タイパ島とコロアネ島は埋め立てによって地続きになっているので特に島から島へ渡っている感覚はなく、何だか新開地っぽいところ(コタイ・路氹城)を通ったなあと思っているうちにコロアネ島に着きます。降りた停留所は旧市街の広がる路環市区(ロウワンシキョイ)です。
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降りるとすぐにロータリーがあり、21・26系統はここで折り返します。
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ロータリーの脇にはエッグタルトで有名な「ロードストーズベーカリー(澳門安徳魯餅店)」があり観光客が群がっています。
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隣の建物に由来が書いてあったので読んでみると、「ロード」と言っても創始者のストーさん(故人)が本当に爵位持っていたわけではなくてイギリス人の存在が珍しかったマカオの人が勝手にロードとつけて呼ぶようになったとか書いてありました。のんきな話ですね。
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自家製というレモネードと一緒にエッグタルトを買って早速店の前のベンチで食べてみます。なんというかとりあえず素朴な台付プリンという感じでしょうか。件の由来書きにもイギリス風に考えた独自レシピとあり、ポルトガルつながりで引き合いに出されがちなリスボンのベレンのが有名なポルトガルのパスティス・デ・ナタはあくまでヒントであって別のお菓子のようですね。
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食べ終わったらその辺を歩いてみることにします。ベーカリーのすぐ裏手にはなんかカワイイ感じのEspaco Lisboaというポルトガル料理レストランが見えちょっと気になりましたが夕食どきまでここにいる時間の余裕がないので通過しました。
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ベーカリーの向かいからはフランシスコ・ザビエル教会に向かう客商街を南に入って行きます。入口には八百屋などあるものの夕暮れ時だからかあまり人を見かけず淋しい通りでした。
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その先はすぐにフランシスコ・ザビエル教会です。
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教会自体カワイイ感じの外見ですし周辺もポルトガル風によく整備されています。海鮮レストランなんかもあって華やいだ雰囲気でした。
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さらに南に進み海岸沿いの道がどん詰まりになると譚公廟です。
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対岸がすぐに中国の珠海市だけあり歩哨の詰所がありますが無人でした。
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海岸沿いはよく整備された散歩道でのんびりした感じではあるものの、海岸べりの民家の庭を見ると鉄条網のついたフェンスが貼られややものものしいボーダーの雰囲気が顔を出します。
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といったところで暗くなってきたし一応満足したしでバスに乗ってマカオの中心部に戻りました。次回は夜の市街地を見物します。