前回のつづきで香港・ランタオ島の話です。
ロープウェイ「昂坪(ゴンピン)360」に乗って着いた昂坪は天壇大仏を擁す宝蓮寺(宝蓮禅寺)という大きなお寺さんが見所で、ロープウェイ乗り場からお寺まではありがちな土産物屋や飲食店が並んでいます。クリスマス前だったので泡を雪のように散らして気分を盛り上げる季節ものの展示もありみんな大喜びでした。雪とは無縁の香港らしいなあ、と感心してはたとここって「お寺さん」の門前だったようなと思い出したのですが、カタイことは抜きにして先に進みます。
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土産物屋のなかに自由が丘という名前の洋風日本風の甘味処(?)がありました。温かいものはクレープや「銅鑼焼」、そのほかクッキーにビスケットなんかも売っています。ドラえもん・アラレちゃん・まる子ちゃんのキャラ人形も置いてあったり微妙な日本ムード満点でした。この店が増えたら香港や台湾で広まっている平仮名の「の」に続き「が」も広まるでしょうか。(「の」の字は「味の素」、「優の良品」のようなメジャーなところから小さなお店までいっぱい見かけます。)
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ここの「銅鑼焼」の写真を見たところドラ焼きではなく鯛焼き、いやむしろ韓国のプンオパン(フナ焼き)のようです。気になったので買ってみたらやっぱり見本の写真と同じでプンオパン風でした。
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先に歩いていくと世界各国のロープウェイのゴンドラを展示するコーナーがあります。鉄道車両の展示はたまにあるものですがロープウェイのゴンドラコレクションというのは珍しいのではないでしょうか。私が知らないだけでロープウェイマニアの方は当然訪れる場所だったりするのかもしれませんが。屋根がない展示では錆びちゃうと心配するだろうかなどと勝手に考えてしまいました
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山の中で水がいいということなのか「山水荳腐花」が昂坪の名物のようです。香港ではここのみならず豆ではなく「荳」と草冠をつけた字も混用されているのを見かけちょっと面白く感じます。
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宝蓮寺に近づくとバスの降車所がありました。なお乗車所の昂坪バスターミナル(昂坪巴士総站)はロープウェイ乗り場とこの降車所の間くらいに位置しています。
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遠くからも見えた天壇大仏に登る階段の登り口に窓口があり、ここからやや離れたところにあるお寺の食堂の食券を売っていました。なぜここで食券を売るかというと大仏さんの内部見学に食券が必要だからです。(階段を登って外観だけしか見ない場合は不要)内部見学券と食券が抱き合わせになっていると言うとわかりやすいでしょうか。この見学特典付食券は豪華版の食事券・普通の食事券・軽食(小食)券と3種類がありますが、いずれにしても何か食べることになるので大仏さんの中を見物するつもりならロープウェーからの道々の誘惑に負けあれこれお食べ過ぎないよう注意が必要です。
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登ると大仏さんを間近に見るどころか中にまでお邪魔するわけですが、敬虔な仏教徒でない私は仏教画だとかが飾ってある内部よりも眺めがいい方を面白がって降りました。ということは中に入る必要はなかったかもしれません。そういえば以前鎌倉と牛久でも大仏の中を見物しましたからこれで仏の「中」も三度目という感じです。
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続いてお寺さんの見物に移ると豪華なお線香などに目が行きます。
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この辺りでそろそろ軽食が気になって心ここにあらずでちゃんとお参りの心持ちになっていたか怪しいというバチ当たりぶりです。
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お寺の奥の方に待望の食堂と軽食コーナーがあります。
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ちゃんとした食事は食堂の中、軽食は奥の軽食コーナーで受け取ってセルフサービスで表の椅子で食べるという具合に分かれていました。
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軽食コーナーには「馳名豆腐花」という看板が出ています。
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2人分の軽食です。炒め麺と豆腐花がまずつき、そこにプリン状のものや揚げたお菓子、羊羹状のものなどたくさんあるデザートのうちから一人2品を選ぶことができるので軽食とは言え結構食べでがあってびっくりしました。豆腐花は生姜の効いたシロップが掛かっただけのシンプルなものながら繊細な舌触りでとても美味しくさすが名物と謳うだけのことはあると感心です。
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というわけでお腹も落ち着いたら昂坪見物も気が済んだので先に進むことにしました。(こちらに続きます。)
ロープウェイ「昂坪(ゴンピン)360」に乗って着いた昂坪は天壇大仏を擁す宝蓮寺(宝蓮禅寺)という大きなお寺さんが見所で、ロープウェイ乗り場からお寺まではありがちな土産物屋や飲食店が並んでいます。クリスマス前だったので泡を雪のように散らして気分を盛り上げる季節ものの展示もありみんな大喜びでした。雪とは無縁の香港らしいなあ、と感心してはたとここって「お寺さん」の門前だったようなと思い出したのですが、カタイことは抜きにして先に進みます。
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土産物屋のなかに自由が丘という名前の洋風日本風の甘味処(?)がありました。温かいものはクレープや「銅鑼焼」、そのほかクッキーにビスケットなんかも売っています。ドラえもん・アラレちゃん・まる子ちゃんのキャラ人形も置いてあったり微妙な日本ムード満点でした。この店が増えたら香港や台湾で広まっている平仮名の「の」に続き「が」も広まるでしょうか。(「の」の字は「味の素」、「優の良品」のようなメジャーなところから小さなお店までいっぱい見かけます。)
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ここの「銅鑼焼」の写真を見たところドラ焼きではなく鯛焼き、いやむしろ韓国のプンオパン(フナ焼き)のようです。気になったので買ってみたらやっぱり見本の写真と同じでプンオパン風でした。
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先に歩いていくと世界各国のロープウェイのゴンドラを展示するコーナーがあります。鉄道車両の展示はたまにあるものですがロープウェイのゴンドラコレクションというのは珍しいのではないでしょうか。私が知らないだけでロープウェイマニアの方は当然訪れる場所だったりするのかもしれませんが。屋根がない展示では錆びちゃうと心配するだろうかなどと勝手に考えてしまいました
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山の中で水がいいということなのか「山水荳腐花」が昂坪の名物のようです。香港ではここのみならず豆ではなく「荳」と草冠をつけた字も混用されているのを見かけちょっと面白く感じます。
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宝蓮寺に近づくとバスの降車所がありました。なお乗車所の昂坪バスターミナル(昂坪巴士総站)はロープウェイ乗り場とこの降車所の間くらいに位置しています。
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遠くからも見えた天壇大仏に登る階段の登り口に窓口があり、ここからやや離れたところにあるお寺の食堂の食券を売っていました。なぜここで食券を売るかというと大仏さんの内部見学に食券が必要だからです。(階段を登って外観だけしか見ない場合は不要)内部見学券と食券が抱き合わせになっていると言うとわかりやすいでしょうか。この見学特典付食券は豪華版の食事券・普通の食事券・軽食(小食)券と3種類がありますが、いずれにしても何か食べることになるので大仏さんの中を見物するつもりならロープウェーからの道々の誘惑に負けあれこれお食べ過ぎないよう注意が必要です。
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登ると大仏さんを間近に見るどころか中にまでお邪魔するわけですが、敬虔な仏教徒でない私は仏教画だとかが飾ってある内部よりも眺めがいい方を面白がって降りました。ということは中に入る必要はなかったかもしれません。そういえば以前鎌倉と牛久でも大仏の中を見物しましたからこれで仏の「中」も三度目という感じです。
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続いてお寺さんの見物に移ると豪華なお線香などに目が行きます。
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この辺りでそろそろ軽食が気になって心ここにあらずでちゃんとお参りの心持ちになっていたか怪しいというバチ当たりぶりです。
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お寺の奥の方に待望の食堂と軽食コーナーがあります。
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ちゃんとした食事は食堂の中、軽食は奥の軽食コーナーで受け取ってセルフサービスで表の椅子で食べるという具合に分かれていました。
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軽食コーナーには「馳名豆腐花」という看板が出ています。
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2人分の軽食です。炒め麺と豆腐花がまずつき、そこにプリン状のものや揚げたお菓子、羊羹状のものなどたくさんあるデザートのうちから一人2品を選ぶことができるので軽食とは言え結構食べでがあってびっくりしました。豆腐花は生姜の効いたシロップが掛かっただけのシンプルなものながら繊細な舌触りでとても美味しくさすが名物と謳うだけのことはあると感心です。
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というわけでお腹も落ち着いたら昂坪見物も気が済んだので先に進むことにしました。(こちらに続きます。)