一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1308-憧れのジャカランダ

2013-08-11 | 生け花
 最初に「ジヤカランダ」の名前を耳にしたのは、何時であったかは定かではありませんが その後も、エキゾチックな響きが心に残っていました。2004年10月のスペインに旅行した際、アランブラ宮殿の赤茶けた城壁に映えるジャカランダの大木に出会いました。花の時期ではなく 緑色の繊細な葉が乾いた青空と、赤茶色の壁に素晴らしいコントラストを見せていました。ガイドの説明によると、質実剛健な壁は一般の民に "建物の中の瀟洒な贅沢を知られない為"との事でしたが、私には内外の落差の大きさが 内部の豪華さをいっそう際立たせているように思われました。
 
 我が家でも、数年前に鉢植えにしたジャカランダは デッキで私の背丈を越えるまでに成長し、繊細なレース模様の木陰を作っています。南米原産のこの木は、「世界の三大花木」の一つと言われ 薄紫かかったピンクの美しい房の花を咲かせるそうですが、まだ見たことがありません。国内では、長崎県小浜で6月に「ジャカランダ祭り」が行われている様です。因みに、長崎は私の両親のふるさと。近いうちに訪れてみたいものです。


 我が家のデッキで育ったジャカランダ






 花材 ・ジャカランダの葉 ・バラ
 花器 ・ガラス花器




 下の写真は最近、百円均一の店で購入したジャカランダの苗二鉢。小さいけれどとても元気。

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1308-豆皿は名子役

2013-08-11 | 生け花
 我が家の食事事情は、食欲旺盛な若いころと違って 視覚で食欲を感じるパーセントが高くなってきました。そんな時、大いに役立ってくれるのが 色とりどりの豆皿。この皿には、あの"おつまみ"などと 求めていくうちに食器棚の引き出しには 収納できない位の数が集まってしまいました。
常は、脇役で頑張っている豆皿に、花材の中でも大輪の主役を際立たせる小菊を生けて、今日は主役になって貰いました。少し、照れくさそうな豆皿達ですが・・・。

 花材 ・小菊三種 ・ミスキャンサスの葉 
 花器 ・豆皿




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