1612- 主婦の再就職

　女性の社会進出が、いろいろな議論を生み出している現在　先日、朝日新聞に掲載されていた　50代の 薄井シンシアさんの特集 に心から拍手を送りました。
　彼女はかなりのキャリヤを持った、女性ですが 結婚・出産を機に「私にとって、人生で一番大切なことは この子を育てる事」　と言う考えできっぱりと専業主婦となり １７年後娘さんが大学に入学した時 子育ての定年が来た・・と思ったそうです。
　紆余曲折の後、再就職もして現在 ホテルの副支配人として活躍中。

　彼女の考えは、子供の成長を見とどけ 経験も豊かな５０-６０代の女性は社会に活躍できる場が少なく 今の常識では女性の活躍は ３０-４０代の女性が対象になっている事に疑問を投げかけています。私も、かねがね子供を育てる年代の人が これまでのキャリヤを捨てて育児に専念出来ない　社会の仕組み、そして本人の意識に疑問を持っていました。私は、残念なことに子供に恵まれませんでしたが 一人の人間を育てる言う事も含めて 主婦の仕事はとても　クリエィテブなもので女性に与えられた宝物だと思ってきました。

　保育所を増やし育児をそこで充実させることを目指すより、専業主婦を終えた後に又キャリアを積める世の中の仕組みと　事専業主婦になるとキャリヤが終わると言う本人の意識を変える事こそ 大切ではないでしょうか。
　育児は、体だけでなく心も育てると言うことでしょう。若い世代の人々が、この新聞記事を読んで 人生設計の参考にして貰いたいと思いました。

　花材　・カラー　・葉ラン　・さらしみつまた　・アルストロメリヤ　・トルコ桔梗
　花器　・ガラス器　二個