一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1702- 春な 忘れそ

2017-02-08 | 生け花
 東京に住む兄からのメールで、今年初めて蝋梅を手にしたと。そして、その小枝を輪島塗のぐい吞みに 挿した写真が送られてきました。生け花の心得などない筈の兄ですが その小さな花からは香り立つ生き生きとした春の喜びが感じられました。 風流心を持って 愛でた生け花は、画面を通してもその心が伝わるのだと思います。

 どの様な年齢・環境にあっても瑞々しい 春のような心を持ち続けられる兄に敬意を表して 咲き初めた 庭の白梅(兄が40数年前、我が家の新築祝いに贈ったもの)と やぶ椿を生けてみました。

 花材 ・白梅 ・やぶ椿 
 花器 ・小鹿田焼 土瓶(兄の九州土産です)



 送られてきた兄の作品