一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1811- 岬のボージョレ・ヌーボー

2018-11-21 | 生け花
 数年前から、神戸の我が家でお花を学んでいた女性が 愛媛県の佐田岬へ 居を移してから4か月目。
書道家の夫君の展示と共に、花展を開催しました。
 数年前に流派を離れ「想花人」として自由に生け花活動をしてきた 私の意思をくみ取り 生け花をライフワークの一つ としてくれる人なのかと言う予感の様なものがありましたが この様な形で実現してくれるとは驚きでした。

 会が終わって、会場の様子の写真と 岬の野の花材を一抱え そして新鮮な数々のお土産と共に 我が家を訪れてくれました。
距離的には少し離れてはいますが、岬に生まれた新しいワインの様な 新鮮で風雅な香りの生け花です。
今はフルーティな味の新鮮なワインですが、やがて熟成した芳醇な香り立つ 赤ワインになる日が期待できます。

 花材 ・山帰来 ・ガマズミ ・紅ヒマ
 花器 ・津軽ビードロ(グリーン花瓶) ・アンティーク 手作りガラス花瓶




  我が家訪問の際の、彼女の作品
青もじの枝の、伸びやかな線が 生まれたての「ボージョレ・ヌーボー」の様に新鮮です

 花材 ・青もじ ・トルコ桔梗 ・ドラセナ ・ヒペリカム
 花器 ・備前焼 壺 (小川秀蔵 作)


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