一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1905- 里山からの宝石

2019-05-10 | 生け花
 箱根から帰宅した翌日の午前中に、たわわにサクランボの実を付けた一枝を 近所の方が持ってきてくれました。
裏山のある友人の家から貰ってきたそうです。
 そのルビーの様な、半透明な赤の艶やかさに 心身ともに休息モードに入っていた私は 目が覚める思いでした。
一粒、口に含むとあの懐かしい 甘酸っぱい果汁に 初夏の味覚が詰まっていました。

 生け終わった後は、少し冷やして頂きます。ご馳走様 !

花材 ・サクランボの枝 ・野いばら ・瓜葉かえで
 花器 ・備前焼花器