一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1908- 神戸動物王国の夏

2019-08-08 | 生け花
 ベランダの水連鉢の熱帯水連の葉が繁り、間もなく水面を切って尖った蕾が頭を出すのでは・・と夫は、鉢の中を覗き込んでいます。
以前は、花鳥園と言う名で、花と鳥が中心のレジャー施設でしたが 我が家の水連もそこで求めた物です。
 名称が変わった、動物王国も熱帯水連の花が 見ごろでは無いかと言う思いに誘われて出掛ける事にしました。
夏休み中で多くの家族連れで賑わい フードコートも長蛇の列。持参したサンドイッチとコーン・スープが役立ち 数メートルの長さに伸びたハンギングの植物、フラワーシャワーと呼ばれるテーブルで余裕の気持ちでランチを済ませました。
 園内の動物たちが、随分様変わりしていて 可愛らしい馴染み深い鳥などに代わり猛獣のクーガ・オオカミ・クマなどかなり強面の動物たちがいました。もし、大災害で檻が壊れたらどうなるのかと チョット怖い想像をしてしまいました。
水蓮の大きな池には、色とりどりの花が咲き揃い ほんとうに楽園のようです。葉陰に泳いでいる、小魚に手を伸ばしたり餌を与えたりしている幼児たちの笑い声や姿は 平和そのものでした。

 かなり、空調の配慮はあるものの 動物たちもこの暑さには音を上げている様子。まるで、飾り窓の女の様に軒下に、足を組んだり前足を顎の下に充てたりして 気怠そうな目で行き来する人を見下ろしていた 白黒の尾が特徴の「ワオ・キツネザル」もおやつタイムになると とても元気に走り回り飼育係の女の子から餌を貰っている その豹変ぶりがとても面白かった。
 私の友人が大好きな、「ハシビロコウ」が大きな羽を広げ 飛び回っている様子は珍しい光景でした。彼 (?)は、微動だもしない動かない鳥と言われていたのに・・・。

適当な空調の中で 沢山の動物・植物そして 元気な子供たちのエネルキーが 暑さの中を出掛けたのに爽快な気分にしてくれました。

 花材 ・モンステラ ・オンシジウム ・グロリオーサ ・スプレー菊 ・クルクマ

 花器 ・絵付 織部焼花器 2個











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