一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1908- タイの陶磁器

2019-08-15 | 生け花
 先日の陶磁器展で チェンマイからの出展ブースで、優しい形と色の陶磁器に 目が留まりました。
タイの代表的な陶磁器「セラドン焼」と知りました。七百年前から続くタイ北部の伝統的な焼色で その色合いは優しいグリーンや ブルーの温かさを感じる物です。
 形は自然をモチーフにして作られたものが多く、仏教国らしい蓮の花や葉っぱの形を 写したものです。

 又このセラドン焼は、十四世紀頃の日本の茶道にも 「宋古禄・・スンコロク焼」として茶人にももて囃され 日本の文化にも影響を与えています。
異国情緒を感じる器ですが、私たちの日常生活の中にも馴染んでくれそうな気がします。

 花材 ・クルクマ ・オンシジウム 
 花器 ・セラドン焼 深鉢





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