兵庫クリスマスジャズ2021のライブの一つ、黒田卓也クインテッドを聴きに兵庫芸術文化センターへ足を運びました。
黒田さんは、20年程前にニューヨークに渡り、ジャズ・スクール大学で本格的なジャズを学び ニューヨークを拠点に世界に羽ばたいているトランペッターです。
NY仕込みの「サムライ・トランぺッター」と呼ばれているらしい舞台に現れた彼は 元気な金太郎さんの様な 親しみやすい容姿の男性でした。
2014年には、NYブルー・ノートで日本人として初めて契約し 次々と自作アルバムをリリースしているとの事。
他のメンバーもそれぞれ、ソロ活動の出来る実力の持主です。長引くコロナの中で、圧縮されていたエネルギーを爆発させる様な 若きジャズマン達の演奏に 満席のホールは熱気に満ち満ちていました。
客席を見渡すと、そのほとんどが中高年のカップルやグループ、エネルギッシュな演奏にスタンデング・オベーションもなく(立ち上がるエネルギー不足 ? ) しっかりマスク姿での盛大な拍手の嵐になりました。
観客席を見て、若者のジャズ離れなのかと 彼らに今夜の演奏を聴いてもらいたいと思いました。
クリスマスに聴いた、国境を越えたソウルフルな音楽は私の弱り始めた体幹に大いにエネルギーを与えてくれました。
花材 ・にしき木 ・山帰来
花器 ・金属製 花器 5本