一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1403- 敬天 愛人

2014-03-20 | 生け花
 新幹線で、鹿児島中央駅に着いたのは 鹿児島に春一番が吹いた 翌日の昼下がりでした。久し振りの旅行でしたが、良いお天気に恵まれました。鹿児島は、中学の修学旅行以来のこと 磯公園や桜島など 当時の記憶が蘇りました。ホテルは、眼下に市内の町と 正面に桜島が一望出来る とても良いお部屋でした。

 ホテルのギャラリーで、思いがけない物を発見 ! 福岡市内のある中学に通っていた頃、校長先生の" 南州翁遺訓 "と言うテキストを使った講義があり 当時はあまり興味も理解も無く 教わったその冊子が販売されていました。懐かしく、早速購入し あらためて読みました。子供向けに西郷さんの語録をまとめたこの本は、現在の学校教育 社会人も心得るべき基本が満たされていると思いました。

 子供たちは、試験の点数 大人になってからは 地位やお金のみを求めがちな世の中。芸術・科学の分野で虚偽や不正が起きるのは 当然の様に思われます。西郷南州さんの" 敬天愛人 "なんとストレートでシンプル でも、つい忘れがちな でも、忘れてはいけない言葉だと思います。

 花材 ・利休梅 ・アイリス ・シンビジュウム
 花器 ・白筒型花器




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1403- 芽生え

2014-03-18 | 生け花
 ウグイスの少々覚束ない 初音を聞いてから 一週間位でしょうか。今朝は、庭の隅の木陰で絵に書いた様な 名調子で鳴いています。辺りの空気が、一変して華やぐ感じです。
 冬の間、寒い土の下で 力を蓄えた木々が 一斉に芽吹き始めました。春への歩みを、日に日に加速しています。

 花材 ・アイリス ・ニゲラ ・モルセラ
 花器 ・ガラス器


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1403- 水ぬるむ

2014-03-17 | 生け花
 この冬は寒さが厳しく、庭の睡蓮鉢も 毎朝凍りついて 寒々しさを より感じていました。このところ、やっと暖かくなり 冬の間姿を見せなかった 緋メダカも水面でのんびりとしています。

 長年我が家のリビングで、休むことなく水を循環させている 小さな噴水を 家人が化粧直しをしてくれて 春の光にキラキラしながら 勢い良く水を流しています。 私も寒さで、力のは入っていた肩や背を ゆったり伸ばし小さな水の音を楽しんでいます。

 花材 ・雪やなぎ ・パールブルー ・グロリオーサ ・アザレヤ
 花器 ・小形噴水


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1403- 春は潮風に乗って

2014-03-16 | 生け花
 ベランダに立つと、海からの風は 少し肌寒いが心地良い。晴れて穏やかな、沖の波間は イカナゴ漁が盛んらしく キラキラとした波間に数え切れないほどの 小さな漁船が 黒いシルエットとなって操業しているのが見えます。

 播磨の春の香りは、イカナゴのクギ煮からの様です。以前は、私もクギ煮を 沢山作っていましたが このところ 家人共々コレステロール値が気になり 専ら少量購入したり 頂いたりしています。それにしても、このマンションの住人も かなりクギ煮を作る家があるらしく連日、何処からとも無く あの香りが漂ってきます。今夜は我が家も、先日テレビで見つけたレシピ「 イカナゴ ちらし寿司 」にしましょう。

 花材 ・雪やなぎ ・パールブルー ・グロリオーサ ・トルコ桔梗
 花器 ・水盤




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1403- 備前の壷に 照り葉の椿を

2014-03-12 | 生け花
  先日の生け花のお稽古日に、生徒さんが庭で育てた 素晴らしい 照り葉の椿を 持ってきてくださいました。私は、この様な花材を好むと 知っての上のこと 有り難いことです。彼女の家は 吉備津にあって、きっと 朝日のよく当たる 温度差のある庭で育ったものだと思います。
 わくわくしながら、備前焼の壷に生けることにしました。この壷は、私が岡山に来て 備前焼の窯元を尋ね 初めて購入したものです。当時の作者は、20代半ばで、釜を築いたばかり。40年位経った今も、作家として活躍され 力強い作陶を 得意とされている様です。

 花材 ・照り葉椿
 花器 ・備前焼壷 (小川秀蔵 作)



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