一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1412- メリークリスマス!

2014-12-24 | 生け花
 街はクリスマスの音や光・色に満ちあふれています。お正月より長い期間、そのムードは人々を包んでいます。
我が家でも、ケーキやワインに ちょっとしたお御馳走など お正月に神仏をお祀りする前の 楽しいイベントとして過ごします。

 花材 ・ユリ ・シンビジウム ・レザーファン ・山帰来の実
 花器 ・フレゼント用空き箱





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1412- ワイン&フラワー

2014-12-23 | 生け花
  北野坂の一角に、気になるお店が改装中でした。最近、行ってみるとワイン専門店と花屋さんが一体となったお店が開店していました。外壁は、斜めに区切られた本物の植物で覆われた なんとも美しいお店です。ワインとお花 よく外国映画などでも この二つのプレゼントを小脇に抱えた 主人公が訪問する わくわくする様なシーンがありますが、このお店ではこの二つの物を 一つの箱やパッケージに詰めてお客様に提供するのです。
 好みのワインと、好きなお花をアレンジしたクリスマスプレゼントを贈る人、贈られる人 どの様なドラマに展開するのか お節介な想像をして楽しくなりました。ちょつとしたアイデア、私の生活の中にもありそうです。
 花材 ・デンファーレ ・バラ ・カスミ草 ・レザーファン ・ガーベラ
 花器 ・赤色ガラス花器




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1412- 加賀のおごちそう

2014-12-21 | 生け花
 小松在住の旧友から、今年も金沢の伝統食 かぶら寿司が贈られてきました。かぶら寿司は、薄く輪切りにした かぶらの間に 寒ブリが挟まれていて たっぷりの白い米麹の中に 程よく漬けられています。
 冬の加賀野菜の美味しさと、寒ブリの甘みを充分に生かした 料理人の技の巧みさが伝わる おごちそうです。

 彼女の話だと、金沢は百万石の殿のお膝元なので 上品な かぶらとブリを用い 彼女の住む小松では 少し歯ごたえのある 大根とニシンで 各家毎の多少、野趣のある独特の味の 麹に漬けるのだそうです。
 この家庭の味の大根寿司は、この時期厳寒の北陸へ 行かないと味わう事は 出来ないのでしょうね。

 花材 ・南天 ・曙つばき ・胡蝶わびすけ ・白つばき
 花器 ・黄瀬戸花瓶


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1412- 氷上の「オペラ座の怪人」

2014-12-19 | 生け花
  スペインで開催されていた、フィギアースケートのグランプリ・ファイナルは 選挙の開票速報と前後して テレビで放映されていました。日本からは 男子3人の選手、その中で先日中国でアクシデントで怪我をして 出場を危ぶまれていた 羽生選手がみごと グランプリに輝きました。

 オペラ座の怪人は、初めて行ったニューヨークのアンテークな造りの マディステック・シアターで観たミュージカルで 幕が上がる前に 頭上のシャンデリアか落ちてくる エキサイティングな演出を思い出します。
 まだ、少年の様な20歳の羽生選手が 氷上で演じてくれた怪人も スケートの技術もさる事ながら 怪人の苦悩 真実の愛の心を しっかりと伝えてくれました。彼が、沢山のハードルを乗り換えて勝利を手に出来たのは そのハードルこそが彼を育ててくれたのでしょう。

 同じテレビ画面に映しだされる、問題だらけの選挙結果に対し 鮮やかに真っ直ぐに生きるスケーター達の 心意気がいっそう 爽やかに見えました。

 花材 ・和水仙 ・鉄砲ユリ ・桔梗ランの葉
 花器 ・ガラス器




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1412- 清流を望む秘湯?

2014-12-17 | 生け花
清流を泳ぐ、カモを眺めながらの温泉三昧・・ 国道53号線の旭川を望む温泉が 最近メディアに秘湯として取り上げられた様です。毎年、年末近くになると この国道沿いの道の駅に お正月用品を求めに行きますが その帰りに必ず寄るのがこの温泉です。
 市街地からも比較的近く、何よりもその水質の良さが気に入って 年に数回は利用します。この年末も、いつもの様に立ち寄りましたが いつもは年配の農家の人や近郊の方が湯治場の様に入っていました。ところが、今日は若い二人の女性が二組入ってきて、建物を見て「古くて なんか嬉しい !」と話していました。でもこの建物、最近改築されたばかりなのですが・・・「透明の トロッとした優しいお湯ですよ」と説明して外に出て見ると、彼女たちのロングブーツが下駄箱に入りきれず ニュキニョキと4本横倒しに突っ込まれているのに出会いました。温泉施設の人もこの様な、若い女性のお客は想像していなかったのでしょうね。
 寒さで縮んでいた体が伸び伸びし、そしてこの光景を見て私は声を出して笑ってしまいました。

花材 ・泰山木 ・南天 ・グレビリア 
花器 ・鉢カバー


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