上京の機会に、兄と同行して実家の母が眠る カテドラル教会へ行きました。
1904年に故 丹下健三氏の設計により建てられた 超近代的なカトリック教会です。古い形式の、重厚な教会を見慣れた私には 最初は馴染めないものがありましたが 幾度か訪ねるうちに その鋭角的な造形の中に 新鮮な重厚さを感じる様になりました。
入口から左に進むと、岩の奥に造られた ルルドの泉はかなり深い緑の蔦に覆われ そこの立たれているマリア像は とても写実的なお姿で コンクリートとステンレス張りの無機的な建物との コントラストに 不思議な安堵感を与えます。
地下の墓所にお参りして、つつがなく過ごしている近況報告と感謝の祈りをしました。
丹下健三さんと同じ、ボードに付された母の クリスチャン・ネーム「マリヤ・I・K」を指でなぞって 明治生まれではあっても 新しいものが好きだった母は この斬新なカテドラルを気に入っているのだろうと 兄と話しました。
久しぶりに、兄妹で訪問し 心和む旅の終わりとなりました。
花材 ・白百合(シベリヤ) ・パールブルー ・玉しだ ・アナベル
花器 ・ガラス器
1904年に故 丹下健三氏の設計により建てられた 超近代的なカトリック教会です。古い形式の、重厚な教会を見慣れた私には 最初は馴染めないものがありましたが 幾度か訪ねるうちに その鋭角的な造形の中に 新鮮な重厚さを感じる様になりました。
入口から左に進むと、岩の奥に造られた ルルドの泉はかなり深い緑の蔦に覆われ そこの立たれているマリア像は とても写実的なお姿で コンクリートとステンレス張りの無機的な建物との コントラストに 不思議な安堵感を与えます。
地下の墓所にお参りして、つつがなく過ごしている近況報告と感謝の祈りをしました。
丹下健三さんと同じ、ボードに付された母の クリスチャン・ネーム「マリヤ・I・K」を指でなぞって 明治生まれではあっても 新しいものが好きだった母は この斬新なカテドラルを気に入っているのだろうと 兄と話しました。
久しぶりに、兄妹で訪問し 心和む旅の終わりとなりました。
花材 ・白百合(シベリヤ) ・パールブルー ・玉しだ ・アナベル
花器 ・ガラス器