一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1708- 神戸開港150年

2017-08-21 | 生け花
 神戸市立博物館で開催されている「開国への潮流」と言う展示を見に行きました。
鎖国を続けていた日本が、開国に至る前後の神戸の様子を 丁寧に集められた資料を基に 学芸員の講演を交えて その過程が判りやすく展示されていました。
 
 開港の一つとして、神戸港も選ばれました。
それから150年、解き放たれた神戸の港を中心に 鎖国の間 蓄えていた力に加え 外国の文化文明をいち早く吸収し 誇り高く近代化を進めてきました。
 先の震災にもめげず、気質の中の柔軟さが 当時一大事件であった この開港を見事に乗り越えて 花を咲かせてきた事に通じているのではないでしょうか。

 花材 ・グロリオーサ ・ケイトウ ・菊 ・アセビ
 花器 ・津軽ビードロ





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1708- 五山 送り火

2017-08-19 | 生け花
 夏の終わりを告げるお祭り「京都五山送り火」をテレビで見ました。
お盆にお迎えした 先祖の霊を送ると言う 松明の五つの火。 5カ所で次々と点火されていく 五山の火文字は 画面を通してもその厳粛さが伝わってきました。

 聞くところによると、その撮影に ドローンなども使われているとのこと。ご時世ですね。

 花材 ・高野まき ・ほうずき ・リンドウ
 花器 ・九谷焼花瓶

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1708- 遠い夏の日

2017-08-17 | 生け花
 近所のスーパーでは、丸いままの西瓜はなかなかお目にかかれません。6等分、8等分されたものが ラップを掛けて売られています。
店員さんにお願いして、丸ごと一つを買い求めました。
 良く冷やして、昼食後に包丁を入れると 真っ赤な果肉とあの懐かしい 少し青臭い西瓜の香りです。妹と思わず笑い声をあげてしまいました。
私たちが子供の頃は大家族でしたので、夏は西瓜を井戸水に吊るし 冷やしたものを家族でワイワイと食べました。
 幼かった夏の日の、楽しい一コマが思い出されました。

 花材 ・アセビ ・リンドウ ・クルクマ ・ガーベラ
 花器 ・アンティーク竹籠



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1708- 夢のあと

2017-08-15 | 生け花
 近くの街路樹の小径を、幼い男の子と そのお婆ちゃんと思しき二人が 日差しを避けて歩いていました。
男の子は、歩くことがやっと出来始めて その楽しさを体中で表すように 全身でバランスを取りながら嬉しそうに歩いています。

 男の子の手の平を覗き込んで見ると、蝉の抜け殻と亡骸を数個、それがなんであるのも きっと理解もせず拾い集めているのでしょう。
暑い夏を生き抜き 短い命を終えた蝉、 そろそろ夏の猛々しいエネルギーにも 陰りが見えてき始めました。

 花材 ・アセビ ・クルクマ ・リンドウ
 花器 ・絵唐津徳利

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1708- よりどころ

2017-08-14 | 生け花
  お盆の帰省ラッシュが始まりました。私たち二人の実家からも、墓参りの様子の写真が メールで送られてきました。
遠路で墓参りにもなかなか行けない私たちに代わり、親子三代でお墓参りをしている様子はうれしい限りです。
 
 子供たちに面倒を掛けるのを配慮して、昨今「墓じまい」などと言う言葉を聞きますが 出来る限り代々つないで行って欲しいと思います。
このことは、親が子へ孫へと 行動で教えて行くことだと思います。

 歳を重ねて、遠く離れて思うことは やはり実家のお墓は 心のより処となり 感謝の気持ちを生む処だと思います。
遠く離れた地から、遺影にお花・お供えとお線香を手向けて 亡き人々を 忍びました。

 花材 ・高野まき ・オリエンタルリリー ・ほうずき
 花器 ・金属 舟形花器

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