気温が20度を越す日が続き、ベランダの鉢植えが一気に春の装いとなりました。
卯の花・一重の山吹・鳴子蘭も小さな鈴のような花を付けています。
この白い花々は、夕暮れ近い薄明かりの中で ほんのひととき 不思議な力を得たかの様に 浮かび上がって見えます。
花材 ・カラー ・ストック
花器 ・アンティーク 塗盃洗
気温が20度を越す日が続き、ベランダの鉢植えが一気に春の装いとなりました。
卯の花・一重の山吹・鳴子蘭も小さな鈴のような花を付けています。
この白い花々は、夕暮れ近い薄明かりの中で ほんのひととき 不思議な力を得たかの様に 浮かび上がって見えます。
花材 ・カラー ・ストック
花器 ・アンティーク 塗盃洗
青空太極拳を行う 南公園は染井吉野の花が過ぎ より華やかな 八重桜の盛りを迎えています。
見事に咲き誇る 花に包まれて 太極拳の一つ 百花拳の練習をしました。
輪を作り 円の中心に向かったり、円周上を左右に動いたり お互いの表情が見えるのが楽しい 太極拳です。
青空と鳥のさえずりも 心地よく皆 乙女の様な 気分で 舞いました。
花材 ・ストック ・テーブル椰子 ・カラー
花器 ・スモーキー・ガラス花瓶
近くの小学校では、入学式が行われたようで 両親に手を引かれた新一年生が おめかしをして 背中一杯の大きなランドセルを揺らしながら行く姿が あちこちに見られました。
先日、ウクライナの戦火の中で ひととき 平安が訪れたのでしょうか、結婚式を挙げた 二人の様子が報じられていました。
二人にも増して、周りの人たちの幸せそうな様子が心に残りました。
コロナ下や、死が間近にある中での はれの日は 喜びも ひとしお なのでしょう。
花材 ・芍薬 ・こでまり ・パールブルー
花器 ・有田 青磁壺
今年は、京都二条城まで足を延ばしてお花見をしました。
徳川家の栄枯盛衰と日本の歴史を見守り、今尚その絢爛とした姿で 見る人を感動させます。
先ず、私たちを迎えてくれた唐門は極彩色の彫刻で飾られ 当時の将軍の計り知れない力を表しています。
庭園の松の緑に圧倒されながら、散策して行くと今が盛りの枝垂れ桜の園が現れます。
桜の美しさは、青空のキャンバスに陽に向かって その枝と花の顔を向けて開く染井吉野の迫真の美に 心惹かれることが多くありました。
この庭の枝垂れ桜は 細い枝に 下向き加減に花をつけ 少しの風にもゆったりと揺れているその姿に 古都のたおやかな美とは こんなところにもあるのかと気づかされました。
以前にみちのく角館を訪れた時、街路樹に沢山の枝垂れ桜が 植えられていました。
京から姫君がこの地へ、枝垂れ桜を携えて輿入れされ 遠く都を離れた寂しさを慰めるために植えられたと聞きました。
今回は庭園のみの見学でしたが、次の機会に御殿の中の美にも 触れて見たいと思う古都の半日でした。
花材 ・こでまり ・芍薬 ・パールブルー
花器 ・アンテーク 鎌倉彫手あぶり
暮れなずむ空に、小さな三日月。
今日も、いつもと変わらない一日でした。
小顔の女性の 眉の様な、三日月に小さな幸せを感じるひと時です。
花材 ・山椿
花器 ・アンティーク 砥部焼花入れ