「日本タイトルだけ大賞」という賞がある。
文字通り、本を中身や売れ行きや著者の知名度などまったく度外視して、「タイトルだけ」で選ぼうというもの。
過去には
『誰でもなれる! ラノベ主人公 ~オマエそれ大阪でも同じこと言えんの?』
『桐谷署総務課渉外係 お父さんを冷蔵庫に入れて!』
『俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える アラフォーひきこもりからの大統領戦記』
『桐谷署総務課渉外係 お父さんを冷蔵庫に入れて!』
『俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える アラフォーひきこもりからの大統領戦記』
などといった、おもしろそうなタイトルがノミネートされているが、あるとき思いついたことは、
「あれ? これウチの本棚でもできんじゃね?」
本棚をながめると、題名だけでもインパクトある作品というのが、けっこうあるようなのだ。
そこで今回は、中からいくつかチョイスして、ここに並べてみたい。
あと、賞のノミネート作品を見て気になるのが、最初から明らかにタイトルから「ねらってる」ものが目立つことで、こういうのは、
「どう? おもしろいでしょ? インパクト充分で、思わず手に取りたくなるでしょ?」
なんて態度でせまられると、冷めることはなはだしい。
その点、ウチの本棚はそんな、露骨にあざといものは少なく、それでいて作者の言語センスが味わえる良タイトルも多い。
「おもしろそうじゃん」と、手に取ってみる1冊があれば幸いである。
では、ドン。
『電波男』
『不確定世界の探偵物語』
『宇宙のウィンブルドン』
『ナウなヤング』
『悪人礼賛』
『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』
『退出ゲーム』
『ミャンマーの柳生一族』
『女の子だってRPGしたいんだもん!』
『神菜、頭をよくしてあげよう』
『USAカニバケツ』
『不確定世界の探偵物語』
『宇宙のウィンブルドン』
『ナウなヤング』
『悪人礼賛』
『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』
『退出ゲーム』
『ミャンマーの柳生一族』
『女の子だってRPGしたいんだもん!』
『神菜、頭をよくしてあげよう』
『USAカニバケツ』
『もっさい中学生』
『ブロンソンならこう言うね』
『愛をひっかけるための釘』
『愛をひっかけるための釘』
『シュレディンガーのチョコパフェ』
『冥王星を殺したのは私です』
『「月給100円サラリーマン」の時代』
『冥王星を殺したのは私です』
『「月給100円サラリーマン」の時代』
『プロレス・スターウォーズ』
『銀河帝国の興亡も筆の誤り』
『銀河帝国の興亡も筆の誤り』
どれもちょっと変なタイトルですが、中身はおススメのものばかり。
気になった作品があれば、ぜひご一読を。