「日本タイトルだけ大賞」をうちの本棚でやってみた

2022年05月23日 | 
 「日本タイトルだけ大賞」という賞がある。
 
 文字通り、本を中身や売れ行きや著者の知名度などまったく度外視して、「タイトルだけ」で選ぼうというもの。
 
 過去には
 
 
 『誰でもなれる! ラノベ主人公 ~オマエそれ大阪でも同じこと言えんの?』

 『桐谷署総務課渉外係 お父さんを冷蔵庫に入れて!』

  『俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える アラフォーひきこもりからの大統領戦記』
 
 
 などといった、おもしろそうなタイトルがノミネートされているが、あるとき思いついたことは、
 
 「あれ? これウチの本棚でもできんじゃね?」
 
 本棚をながめると、題名だけでもインパクトある作品というのが、けっこうあるようなのだ。
 
 そこで今回は、中からいくつかチョイスして、ここに並べてみたい。
 
 あと、賞のノミネート作品を見て気になるのが、最初から明らかにタイトルから「ねらってる」ものが目立つことで、こういうのは、
 
 「どう? おもしろいでしょ? インパクト充分で、思わず手に取りたくなるでしょ?」
 
 なんて態度でせまられると、冷めることはなはだしい。
 
 その点、ウチの本棚はそんな、露骨にあざといものは少なく、それでいて作者の言語センスが味わえる良タイトルも多い。 
 
 「おもしろそうじゃん」と、手に取ってみる1冊があれば幸いである。
 
 では、ドン。
 
 
 
 『電波男』

 『不確定世界の探偵物語』

 『宇宙のウィンブルドン』

 『ナウなヤング』

 『悪人礼賛』

 『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』

 『退出ゲーム』

 『ミャンマーの柳生一族』

 『女の子だってRPGしたいんだもん!』

 『神菜、頭をよくしてあげよう』

 『USAカニバケツ』

 『もっさい中学生』
 
 『ブロンソンならこう言うね』

 『愛をひっかけるための釘』
 
 『シュレディンガーのチョコパフェ』

 『冥王星を殺したのは私です』

 『「月給100円サラリーマン」の時代』
 
 『プロレス・スターウォーズ』

  『銀河帝国の興亡も筆の誤り』
 
 
 どれもちょっと変なタイトルですが、中身はおススメのものばかり。
 
 気になった作品があれば、ぜひご一読を。
 
 
コメント
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