「 ブルーベリー 」と言う樹と知り合ったのは、約10年も前。
知り合うきっかけは、よっこ姉がいつのまにか畑に植えていった1本の苗。
「しほちゃん、これブルーベリーだからね。2年くらいしたらきっと実がなるよ」
その日から、ブルーベリーの実がなるのを今か今かと待ちわびて、
1年が過ぎ。
2年が過ぎ。
そして3年が過ぎ。
実は一つもならないのに、木だけはぐんぐんと伸びて。。
ここで、はたとあることに思い当たり
“確かブルーベリーって一本じゃ、実がならないんじゃ?”
そこで園芸店に走って、ブルーベリーのお話を。
私「3年たっても実がならないし、もう2メートルをゆうに超してるんです」
園芸店「あ、そんなに大きいんじゃ、たぶんラビットアイ系だから、
もう一本買った方がいいですよ」
私「名前わからないんですが・・・」
園芸店「じゃ、あまり流通してないブルーシャワーという品種を買ってみたら」
その日から又、今か今かと実がなるのを待ち続け、
そしてさらに1年の月日が流れて・・・
なんだか最初の木は大きくなる一方で、
あとから買ったブルーベリーは小さいまま。
それにどう見ても葉っぱの形が違う。。。
私「すみません、1年前にきたものですが、最初の木の葉っぱを持ってきました。
これって、やっぱりブルーベリーでしょうか?」
園芸店「え、これ違うみたいですね。この花はどんな花が咲くの?」
私「4月頃に桜の様な花がいっぱい咲きま~~す」
園芸店「え、それ、やっぱり違いますよ。それはたぶんすもも。
ブルーベリーの花は下向き、うつむき加減のお花を咲かせますから」
私「え、それじゃ、あれはスモモの木
・・・スモモ“も”確か一本では結実しないですよね」
園芸店「そうですね~~~」
私「・・・・・・」
ということは、
先日買ったラビット系のブルーベリーの苗は1本では、実がならない。
ブルーベリーと思っていた木は実はスモモで、これも1本では、実がならない。
ということは・・・
さらにもう1本のブルーベリーと、
もう1本のスモモを買わなくちゃ、いけないの?
その後も
最初のブルーベリーと思っていた木は
どんどんどんどん大きくなって
こ~んなに大きくなって
畑を覆うばっかり。
そして我が家の畑は、
さらに買い足したラビットアイ系の「ティフブルー」。
さらに
さらに
大実のブルーベリーが欲しくなって買い足した
ハイブッシュ系の「ブルーレイ」と「ネルソン」。。。
そしてやっと2年前に見つけて買い足した
葉っぱが銅葉の「紅花すもも」。
我が家の畑は
なぜか果樹園と化して
畑はほんのちょっぴり。。。
その上
お行儀の悪いラズベリーが
至る所に新梢をのばして、
畑を荒らしまくり。。。
それなのに
4本もブルーベリーの木はあるはずなのに。。。
わずかになった実はあっという間に鳥に食われてしまい、
あんなに大きく育ったスモモの木は未だ実をつけず。。。
こんな可哀想な果樹畑を
どなたか
助けてくださいませ
落葉果樹専門店さま~~
だいぶ苦労されている様子が手に取るようにわかります。でも,家庭で庭に果物を植えている方々のほとんどが,いしころとまとさんと同じような感じではないでしょうか?
そうなってしまう大きな原因が,買ってきた樹がいったいどんな大きさになるかイメージできていないことです。
スモモは普通の栽培で6年もするとらく~に,4~5m四方の大きさになります。ブドウなんか作ると10m四方にもなります。こうなると,庭でなくて畑が必要ですよね。
でも,多くの家庭果樹園では,スペースがない→枝を強く切り返す→樹が反発してさらに枝が出る→また強く切る→どんどん強い枝が出て収拾がつかなくなる,こんなパターンの繰り返しです。
では,どうした良いのでしょう?大きな庭があればそれが解決策ですが,そうも行かない場合は・・・。ヒントは,日本の誇る盆栽にあります。続きは次回に。
ブルーベリーのことは知っていたけど,すもももさびしがり屋さんなのね。
私に伝授する知恵はないので,皆さまのコメントを私もよ~く見て勉強しますね。よろしくで~す。
高橋さんのところへブルーベリー摘み取りに行った数日後、母の実家へ行ったら、ブルーベリーの木が!そして実が「何の品種」って聞いたら叔父「ん?わがんね」って
でも、やっぱり鳥が天敵みたいで、樹の周りにぐるりんと、ネットかけてましたよ~。
出会いから10年ですかぁ。ブルーベリーからのプロポーズを待っているんですね。きっと来年は、遅い春、ならぬ遅い夏「実」という宝石を持って来てくれるといいですね
雨が降り寒い一日です。
とまとさん下記のコメントで私のブログを紹介して下さったのでね。
ありがとうございます。
スモモ私の所も1本なんですよ。
今年は、1個も実がなりませんでした。
毎年数えるぐらいなますが。
すべて落ちて実がなりません。
スモモ後1本植えないと実がならないのですね。
花は可愛いです~~。
ブルーベリー大きくなっていますね。
私も、昨年2本土手に植えたのですが1本枯れてしまい
今年1本買いました。
よく見ると花は咲いていたのですが1本又枯れていました。
ブルベリーも又買わないと実がなりません。
果実がなるというの魅力につられて、庭に果樹を植える方は確かに多いですよね。
でも、思った以上に大きく成長して結果もてあまし、せっかくなった実も鳥の餌になるばかり。
鳥にとってはラッキーでしょうが。。。
盆栽ですか?よく姫リンゴが盆栽仕立てされておりますね。とってもかわいらしい大きさで。
庭で果樹を育てている方にとっては興味いっぱいのコメントだと思いますよ。
次回が本当に楽しみ。
ところで、各所でご教授されている落葉果樹専門店様。
受講料はお支払いしなくてよろしいのでしょうか(笑)
だから私も寂しさを紛らわせてくれる・・・
やえちゃんが必要
人は一人では生きていけないんですよね~~
皆さんのコメントを見ていると,寂しがり屋の果物とたくましく一人で生きていくタイプの果物の見分けがなかなか大変な様子なので,まず整理してみましょう。
りんご:連れ合いがいないと自滅型。しかも,相手を選ぶ。たとえば,「ふじ」と「つがる」はok,でも「ふじ」と「アルプス乙女」は駄目。さらに,花粉はもらうけれど,人にはあげないというひねくれ者も・・。「ジョナゴールド」とか「陸奥」なんかは,そんなわがままの代表格。
なし:これも連れ合い必要派。相手も選びます。
桃:ほとんどが一人で生きていけるタイプ。でも,なかには他人に厳しく自分に甘い品種も。「川中島白桃」はそのタイプ。
ブドウ:こちらも一人で生きていけます。ただ,薬の助けを借りないと大きくなれない奴もいます。「高尾」なんかがそうです。
柿:独身派と結婚派が混在。渋柿の代表選手「平核無」は,授粉すら必要ない逞しい品種で,当然1本でok。
スモモ:二人で寄り添うのが必須。寄り添う二人の開花時期がずれると花粉と雌しべが出会わずに悲しい結末に。
梅:人(品種)による。小梅ちゃんはほとんど独身派。果実が大きくなるほど,人に頼る傾向あり。
桜桃:栽培品種はパートナー必須。家庭用の品種で独身派もいるけれど,性格(味)悪い。
ブルーベリー:ハイブッシュブルーベリーは1本でもわずかに結実するけれど,種が少ないので大きくなりません。周りの援助が必要。仲間が多いほど能力発揮タイプ。
イチジク:完全無欠の独身主義者。
ラズベリー:自由奔放な独身派。
キウイフルーツ:織り姫,彦星タイプ。結実の時だけ彦星がいれば,後は用済み(悲)。
ざっと性格分類をするとこんな感じです。お庭の果樹をもう一度見回してみてくださいね。
さて,盆栽の秘密は,根の範囲と枝葉の範囲は,いつも同調する事です。ですから,根の範囲が狭ければ樹は小さくなります。鉢植えの樹がが小さいのはそのせいです。
大きくなった樹は根を大胆に切る,あるいは大きな鉢に植えて,鉢ごと地面に植えて,数年に1回,ほりあげて根を切る,そんな処理をすると比較的小作りに楽しめます。
でも,根を切る時期や剪定方法を間違えると,大変なことに・・。(つづく)
でもそれは最初だけ。
ラブリーなお花をさかせてくれて、小さな実のある愛をつけるほど成熟してくると、
何時のまにか現れたライバルの鳥に心も体も奪われ、残るは、悲しいかな、はっぱのみ。
そうか、事前にライバルをよせつけなくしちゃえばいいのね。
やっぱり網が必要なのね。
って、網いっぱいあるのに無精でつけてないのは
私です
ブルーベリー我が家もあまりげんきがないです。
でも落葉果樹専門店様という強う味方がついたので、
これから元気に育てていけるかもしれません。
まずは、自分の無精を直さなければ、ね。
これから落葉果樹専門店様の知識を頂いてくださいね。
来年は大きな実がなるといいですね。
ところで、果物もかなりいろんな性格があるんですね。
自由奔放・完全無欠・中には性格の悪い独身主義派の果物も見えますね。
自分一人だけでは生きられない寄り添い型。
用のある時だけ「ヘイ、カモン」で直ぐに「グ、バイ」のプレイボーイ型。
仲間が多いほど能力を発揮する団体競技型。
薬の助けを借りないと大きくなれないドーピング型。
まるで果物のオリンピックを見ているようでとっても楽しい記述リンゴや、梨、イチジクなどの果物が綺麗に行進して、ずいぶんと整理されました。
さて、さてこのシリーズは永久保存版ですね。
先々はいしころとまと著で、
本をだしてしまおうかしら?(笑)
そして最後の盆栽仕立て。これも楽しみです。
根を切るんですね。それにはちゃんとした時期と剪定方法が。
先生、このコメントの欄だけで大丈夫でしょうか?
お絵かきは必要ないでしょうか?
必要でしたら、子供の黒板をお持ちいたしますね。