ほんとうは
今週から明るい話題をお届けしようと思っていたのですが・・・
「身近に起きた信じられないほど悲しい出来事に、
心がすっかり停滞してしまいました。。。
いま支援を必要としている方がいっぱいいるというのに・・・
前に進むことができなく、
どのような形で1歩を進んでいったらいいのかわからなく・・・
自己嫌悪に陥っております。」
といったような内容のメールを・・・
いまだに多くの方からいただきます。
正直私もその中の1人なのですが、
ここを避けては
私自身前に進めない気がして、
「悲しみは共有することで半分になり、喜びは共有することで何倍にもなる」
と題して
震災に向けての・・・最後の記事としたいと思います。
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仙台に住んでいる方は、よく感じていると思いますが、
実際、被災地仙台と言っても、
津波が襲って多くの方々が亡くなった若林区の地域と、
津波がこなかった泉区や青葉区などの地域とは、
その後の街の情景も
その後の運命もまったく違っております。
命からがら生き延びた被災者は、
平穏な家族との生活を突然もぎ取られ
避難地ではプライバシーもなく、孤独と闘いながら、
なんともやるせない思いで、
そんな思いをどこに吐き出すこともできずに、
日々過ごしております。
一方、実際に被害が少なかった人たちも
あの日以来、心と身体が縮こまってしまった感じで、
言葉を発することも、息を吸うことも、
外に出て何かをするということもできないと言う、
一種の精神的なストレスを抱えてらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
でも、ここ仙台に住む者として・・・それが普通の感覚だと思います。
あまりに、ほんとうに酷な状況でした。
あれほどの災難が起こったことさえ、いまだに信じられないほどで
テレビに流れる画像やテロップを見ながら、これが現実かと。。。
本当に現実なのかと。。。いまだに信じられず、、、
余りに悲惨すぎて、さらに体も心も縮こまっていきそうなほどの
負のエネルギーに、体も心も蝕まれている様な気がしてきます。
それでも・・・
それでも、何とか自分の気力を振り絞りながら
今動けない人の為にも、何とか自分のできることを
少しでも支援していきたいと思って、、、
少しずつ本当にすこしずつですが、動いております。
それがたとえ、自分の心の枷を軽くするためのものだとしても・・・
それでも、、、前に進むしかないと思っております。
今一番自分の心に深く刻んでいることは・・・
一時的な支援に終わらせずに、
継続的な支援の力にならなくてはいけないということです。
私自身、いろんな団体に所属しており個人的な支援もしておりますが、
「ほんとうは支援をして上げたいけど・・・
自分には・・・我が家の経済的には無理」・・・
と、感じることがあります。
そうすると、やる気の喪失感と、いや~な罪悪感を感じてしまいます。
そうならないためにも・・・
個々が無理のない範囲での支援できるように、
「塵も積もれば山となる」というちょっとした配慮を持って、
できるところからの支援のお願いをしていくことが大切だと思っております。
「支援への敷居は低くする。」
そうすることで、皆さんのちょっとした好意が大きな支援の山脈になると思います。
②「今私はお金と共に・・・心の支援をしているんだ」という思いを
持つこともとっても大切だと思います。
例えば、支援活動の一つ炊き出しなどは、
食の提供と言うだけの意味ではなく、
「御飯を作ってくれる人がそばにいる」という安心感を与えるものであります。
JA関係の女性部の方々が積極的に炊き出しをしていている姿を
テレビ等で拝見しては、とっても暖たかい印象を受けましたが、
その姿は「かあちゃんが御飯をつくってくれてる」という感じの
心がほっとなごんでくる情景でもあります。
③もっと先を見た支援を考える。 長い長い先を見ての支援・・・
例えば、親を亡くした子供たちが、今後の長い人生で平等に学業を受けられる
ようにするには、どうしたらいいか?等。。。
今動ける人は動くことも大切ですが、今は無理でも1年後、2年後10年後を
長い道のりを見据えながら考え動ける人も、必要となります。
原発問題について今後の対策を考える人、
地震が再度起きたときの為の対策をしっかりと皆さんに伝えることのできる人
心理療法士として、傷ついた心のケアにかかわっていただく人
教育界の方は子供の未来を考えて・・・・
「餅は餅屋」といいますが
自分の熟知している分野がある方は
その方面で支援の先を見据えていくことも大切なことだと思います。
④そんな専門的な知識がなくても、自分で好きでやってきた趣味の域での
支援だってすることができます。
例えば、花を愛する人たちは、、、
今花を見て心が動かなくても・・・
一輪の花に心がなごむ瞬間があったからこそ、
今まで花を愛してきた事と思います。
その一瞬ふっと感じる花の優しさが、緊張しつづけてきた人の心を
優しくほぐしてくれるはずです。
又、花に限らず他にも私の周りの主婦の方々は、
うらやましい位趣味に長けている方が多くいらっしゃいます。
人形づくりがプロ並みな方、刺繍織りを織っている方、
食い入っても見てしまうほど・・・すばらしい写真を撮れる方。。。
避難所の方は今は無理かと思いますが
でも、これから続く長い避難所生活で
一緒に人形作りをしたり、押し花づくりをしたり、アレンジメントを作ったり
作り上げていく楽しみな時間を一緒に共有できたら、
それは一つの大きな支援になるのではないかと思っております。
人の数だけ、支援の道はあると思います。
今は苦しみで動けなくても、
あと1ヶ月、2ヶ月・・・と経ったらきっとあなたも動くことができるはずです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」、、、にならないように、
自分の生活の日々がこの先も続いていくように
被災した方々、又避難所の方々の日々も
この先ずっと続いていくのですから・・・
ものすごい強風が吹き荒れた、先週の土曜日
強風で折れてしまった中学校脇の桜の枝を拾ってきた娘
折れた桜はまだ蕾だったのですが・・・
水に挿していたら
あっという間に・・・
満開になっておりました。
「悲しみは共有することで半分になり、喜びは共有することで何倍にもなる」
今は離れたところから、悲しみを共有してあげることしかできませんが
先々は喜びが分かち合えるような活動が一つでも多くできるよう
この言葉を大切にしていきたいと、思っております。
仕事が遅れてるのもあるし
花粉のせいかと思ったりもしますが
多分不安なんでしょうね
娘は夜勤のときの地震はいやだと言います
もう何度も夜勤をしてますが
地震が来たら迎えに来てとか言います
3月11日は仕事中で認知症の高齢者の方々は
パニクッタそうです
そして、電気も水道も出ない中、しばらくして5人の方が亡くなりました。水さえも十分にやれずに、点滴で水分を補給したそうです。
余りに衝撃が大きかったせいで、まだそのショックから立ち直れないというのが
正直なのかもしれません。
支援活動と言っても、私たちも言うなれば被災者ですから、
私たち自身も同時に元気になる支援を
していけたらいいです。
「上を向いて歩こう~~」
そういつも歌いながら、自分のできること
そしてみんなで一緒にできることを
模索しております。
コメント何回も読ませて頂きました。
胸にジーンと・・・
「悲しみは共有することで半分になり、喜びは共有することで何倍にもなる」
いい言葉ですよね。
3/11・・・地震、津波、余震、寒さに耐えながら・・・
被災地の方々皆様明るいですね。
桜の花が咲き・・・。
早く復興できる様に皆さん頑張っておられますね・・・。
いしころとまとさん身体に気を付けてくださいね。
今回の事で
いろいろ考えさせられ
自問自答し
「こんなんでいいのか」「何が出来るのか」
悩みました。
自分の生活が、普通に戻るにつれ
強く出てくる罪悪感。
でもマイナスの気持ちにはバイバイして。
被災の事を忘れず
自分の出来る事をやる。
そして関心を持ち続ける。
それだけでも全然違うんですね。
私が最近行く
岩沼市災害ボランティアセンターの
活動様子ぜひ皆さんにも覗いてほしいと思って
ちょっとアドレス載せさせてください。
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10109
やはり現場が頑張っている様子が
リアルに分かる。
知る事が出来て、
何より勇気づけられますので~
ぜひぜひご覧ください
前向きになっているからこそ、
近くの被災地を思って
いろんな思いがよぎってくるんですね。
今回の震災後、いろいろと考えたのですが、
私たちもやっぱり被災地で命を救われたものだと思います。
自分たちが先ずは元気になることが
一番、その上で支援活動をしていくというのが
基本だと思っております。
>いしころとまとさん身体に気を付けてくださいね
暖かい言葉をかけてくださるので
あけみ蝶さんのコメントにいつも心がほのぼのとしてきます。
いしころさん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
Sさんとのメール交換で、じんこちゃんとランティア活動に行った事を知りました。
たぶんブログに載せているだろうな、と思って
昨日見たところです。
ほんと!とってもいい情報だと思います
今一番支援の欲しいときですから
ボランティア活動に申し込めば、直ぐにでも
復興の一翼を担うことができますね。
私は野菜ソムリエの会に入っているので
会全体としてボランティア活動を
今後も続けていく予定です。
まだ先が見えないので、一応今のところ
フォト愛好会はお休みと、お届けしました。
今月の13日に亘理の避難所まで野菜を届けてきましたが、自分が動くことで、自分自身が元気になるし、反対に皆様からも多くの勇気を頂きました。
先ずは私たちが前向きにならなくちゃと
いつも思っております。
復興までは長い道のり
長い支援活動になると思いますので
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」に
ならないように、
それぞれの分野で、みなさん1人1人が継続的な支援・応援ができるように
なればいいな、と思っております。
そうは言っても、私も年ですので
動悸・息切れ・・・しないように、
ま、ぼちぼち・・・やっていきますよ
ボランティア活動に積極的に行ける人・・・
(本当に一部だと思います。)
行かなくちゃという責任感から悶々とした心を抱えながらも、状況的に動けない人・・・
(大変多くの方が同じ思いを抱えていると思います。)
又、実際には
まったく我関せずの方もおりますが・・・
私たちは、もしかしたらあの日被災していたかもしれない、という危ない状況をくぐり抜けてきた訳ですし、その後の原発などの恐怖とも毎日闘いながら過ごしてきました。
やっと平安が少しずつ戻ってきましたが
大人でも、やっと心をつなぎ止めている
ギリギリの状態だと思います。
思いたくはないですが・・・もう一度大きな余震が来たらと思うだけでも、心がすくんできます。
だから、被災地にいまだある私たちは
まずは!!
すこしづつ、体の緊張をほぐしていきましょう。
肩の力を抜いて、深呼吸。
私たち大人が前向きに笑顔でいることが
生まれて何年も経ってないのに、大きな震災に遭ってしまった子供たちに、
安心感を与えてあげる事になると思います。
大人の私たちがこれからも暖かく見守って、
包み込んでいけるようにしていきましょう。
それが私たち母親にとって
「今できることで、一番大切なこと」
だと思います。
支援活動については、私は動くことだけが支援活動でもないと思います。
募金をすることだって、支援の大きな力を担うわけですから、募金と一緒に「少しでもお力になれば」という心も一緒に募金箱に入れているわけですし、復興支援の歌を聞くことで心がどれだけ慰められたことか、甲子園の誓いの言葉で、日本の未来がどれだけ明るく感じたことか。。。
それぞれの思いが届く支援活動でいいかと思います。
なにもできない、なんて思うことはないと思います。
なにかやってあげたいと思う心が大切だと思います。
しずママが服をお持ちしたことも
着の身着のままで逃げた人たちにとっては
天女が舞い降りてきたかのように感じたことと思います!
だから被災地にある私たちは・・・
これからはあまり気負わないで、
行きましょうね。
それと、これからは
いしころさんの独り言なのですが・・・
と言っても、声が大きいので、
独り言にはまるで聞こえないと思いますが・・・
「希望の種を撒きましょう」なんて支援活動ができたらいいな。。。
しずこさんに、できたら1回だけお手伝いをお願いできたらな~~」
ぼそぼそ。。。ぼそぼそ。。。
今だに子どもたちも私もお風呂は明るいうちに入ります。避難者のことや下水のことを考え,3日に一度です。ガスが出てないときは,息子の友人も入りに来ました。
自分の不安を取り除いて普通にしたくて,パンを焼き近所に配っています。
被災地に物資を届ける友人に,我が家にあるものと手作りのお菓子を託しました。
夫は地震直後から避難所や津波で被災した地域に行き,4月からは異動で被災地に勤務しています。
温度差がありすぎると常に言われ,
ライフラインがよくなり普通に戻りつつある生活に罪悪感を感じていました。
私たちは被災者ではないの?という思いがどうどうめぐりしています。
仕事がまだ休みなので,余計なことを考えてしまいます。
子どもたちは学校が始まっているのになかなか前に進む一歩が難しいです。
被災者として自分ができる支援が何かをゆっくり考え,一歩ずつ歩みたいです。
「温度差がありすぎる、」という話はよく聞きます。津波が襲った地域の惨状もこの目で見ました。
あの状況を見たら、気が滅入ってきますし、
段々体が縮こまっていくような感じがしてきます。
でも、私たちも、やっぱりあの大きな地震を経験し、その後原発との恐怖とも闘ってきました。神様がちょっとでも自分の人生の采配を変えていたら、どうなっていたかわからない、という状況だったんです。戦時中のように、雪の中何時間も列に並んで、やっと少ない食料を仕入れ、今はライフラインが整いましたが先が見えない不安の毎日を過ごしてきたわけです。
ここまでやっとでしたよね。
私たちは被災者と考えて、あまり無理はしないで先にすすむことが一番だと思います。
しずママへのコメントへもお返ししておりますが、先ずは母親として、子供を守っていくのが一番大切だと思います。
それに、やえちゃん
やえちゃんは、パンを焼いてあげたり、美味しいお菓子を差し上げたり、自分のお得意のお料理で、皆さんにおいしさと暖かさを支援してあげているじゃないですか。
そんなに大きな事ができる訳じゃないですから、先ずは気持ちを落ち着けていきましょう。
お仕事がお休みなら、いろんな事考える前に・・
まずは、庭に向かいましょ!!
今年はなにを植えようかな、って、未来を考えて土に向かっていると、無心になれますよ。
「お母さんって、なにも考えていないようね。」なんて感じも、意外と子供には安心感を与えるものです。
私の向かいの方は、中国に抑留されて、いわゆる避難民として日本にたどり着いたそうです。
今避難している方を考えるだけで、当時の思いがこみあげてくるそうです。あれから50年経ってもトラウマとなって残っているそうです。
それでも、その後の50年の人生は、幼稚園の園長さんとして、多くの子供さんたちを育ててきました。
だから、直ぐに支援ができなくても、今回の震災を経験した者として、これからいろんな形の支援があると思いますので・・・・・
少し肩の力を抜いて
ぼちぼちやっていきましょうね。
又、私の支援活動でお願いするときもあるかと
思いますから、その時は後方援護を
宜しくお願いします。
やえちゃん、頼みにしてまっせ!!